この絵本、表紙は横長なのに、縦にして読むんです。もし君がもぐらだったら頭の上には何がある?で始まり、ドンドン↑上へ上へ登って行きます。(ページをめくるっていくと)下から見上げて見る花々や木々の描写がやさしく、綺麗な色遣いです。半分ほど進むと絵本をひっくり返して今度は↓下には何がある?と今度はドンドン下へ下へ。とても身近な風景や生物達と雄大な自然の恵みや宇宙が遠いモノではなく、すべて連なっているんだなぁ〜とごく自然に感じられる絵本でした。こんなふうに地球を感じることで、地球に優しい子供達、大人達をもっともっと増やすことが出来るのではないかしらと思った1冊です。