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「だいじょうぶ、きっとできる」ともだちとの心の響きあいを描いた絵本

大海の光 ステフィとネッリの物語」 はなびやさんの声

大海の光 ステフィとネッリの物語 著:アニカ・トール
訳:菱木 晃子
出版社:新宿書房
本体価格:\2,000+税
発行日:2009年08月
ISBN:9784880083988
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 2
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  • 戦争が終わって

    戦争は戦時中も地獄ですが、終わった後も人々の心と体に消せぬ傷を残します。

    姉妹の母はすでに亡くなり父は行方不明となります。飛び級をしたステフィは卒業の年になり、ネッリもまた小学校卒業の年になります。

    多感な時期に姉妹は違う家庭で育ち、それぞれの環境にそれぞれが順応する形で成長していきます。

    生き方の選択肢が少ない時代にまた難民であり両親に頼る状況下にない二人。

    二人だけでなくステフィの友人の生き方からも多くのことを感じる作品でした。

    読み進むにつれて戦争の影は大きくなり、決して明るくはないお話ですが、そんな中にもある希望の一筋の光、人の優しさが明るく二人を照らす作品でもあったように思います。

    戦争とは?アイデンティティとは?思春期を生きる年代の人たちにも読んでもらたい作品ですが、大人は大人で感じることの多い作品だと思いました。一度手にとっていただけたらと思います。

    投稿日:2013/12/18

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