放浪の画家ニコ・ピロスマニの伝記てきな絵本です。
作者はらださんのピロスマニへの思いが、ピロスマニの絵をモチーフにした絵も加え、ピロスマニ礼賛絵本に仕上がりにしています。
ピロスマニはグルジアの放浪画家。
絵で貧しい暮らしを支える画家でした。
内乱で翻弄され、人々から忘れられる時期もあったようですが、地についた素朴な絵が人々の共感を得たといいます。
ピロスマニのことはあまり知らない私ですが、この絵本ははらださんの詩画集としても制度が高いと思います。
絵を楽しみながら、ピロスマニに思いをはせる、そんな絵本です。