保育園で娘が誰かの着替え入れでスイミーの袋を
持ってきていたのを見つけてジャンプして喜んでいました。
スイミーは娘にとってそこまでの存在になっていたのかと
温かい気持ちになりました。
スイミーを読み聞かせている時子供は、スイミーが自分の
居場所・役割を見つけてたくましく仲間とともに生きてゆく
姿にとても喜んでいました。一人仲間はずれの様なスイミーの
容姿を同情しての事だと思います。
スイミーの気持ちはいつも個性が強すぎて?感覚が違って
努力しても周りに順応出来ない自分にはとてもよく分かりました。
ですが、あるときふとスイミーを囲む赤い仲間たちの姿に
目がいきました。作者だったら仲間達・その他大勢の気持ちを
どう描くのだろう。誇らしく思っているのだろうか?
それともみんなの目となって生きるスイミーの様になりたいと
思うのかな。そんなお話も読んでみたかったと考えるきっかけを
与えてくれた絵本でした。