生協のチラシで、子供たちの共感を呼ぶと紹介されていたこの絵本・・・図書館で見つけたので借りてみました。
しいんとしている待合室、けがをしたおもちゃたちが、イスに座って診察の順番を待っています。
ドアがあいてひとり出てきて、ひとり入っていく。
イスはひとりずつ減っていく。
シンプルな繰り返し、診てもらうまでの不安な気持ちと、診てもらった(治してもらった)あとのすがすがしい気持ち・・・確かにこの辺りは共感するんです。
でも実際は、ひとりぼっちで待つことはないだろうし(お母さんかお父さんがついてきてくれるので)、ひとり減ってもまた別の人が来たりして、最後のひとりになることって滅多にないですよね?
たったひとりで待つ・・・というのが、私は寂しすぎる気がしました。