あったかくて、かわいい子象のちょっとした冒険物語を、工藤直子さんが素敵な詩のリズムで表現してくれた絵本でした。
あべ弘士さんの子象も可愛かったし、常にバックに描かれているサバンナの風景も素敵でした。
子象とハリネズミ(?)その近くにいる動物たち、そして遠くのほうに影のように映し出される生き物たち…。
動物が大好きなあべさんならではの表現方法なのかな〜と、感じ入ってしまいました。
描かれている世界がとても自然体で、愛情にあふれいている気がしました。
この絵本は3,4歳くらいから結構大きくなっても十分楽しめると思います。ぜひ、ほしい絵本です。