恐竜が好きな息子が見つけた一冊です。
どちらかといえばリアルな絵の恐竜が好きな息子ですが、
宮西さんの描くかわいらしい恐竜はどうやらOKだったようです。
両親の温かい愛情の元、すくすくと育ったプテラノドンの赤ちゃん。
巣立ちの時期を迎え、一人(一羽?)になったプテラノドンの子が
初めて遭遇したのがティラノサウルス。
必死でティラノサウルスを看病をするプテラノドンと、本当は
とても気持ちのやさしいティラノサウルスの心のやり取りが
妙に切ないストーリーになっています。
笑えるストーリーが好きな息子ですが、こういう心揺さぶるストーリーも
たまにはいいかなと思います。それなりに感じることがあったのか、
息子はこのティラノサウルスが出てくるシリーズ絵本を
全部読みたいと言っていました。