えんのしたのみっちゃん」 花と小父さんさんの声

えんのしたのみっちゃん 作:清水道尾
絵:梅田 俊作
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,078
発行日:1987年
ISBN:9784591024690
評価スコア 4
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みんなの声 総数 2
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  • 昔も今もだいじょうぶ

     マンションなど集合住宅の子が多くて「縁の下」の話なんて通じないのでは,と思って読みましたが縁の下のことを説明しながら読むとようくお話が分かってもらえたようです。一戸建ての家だって縁の下には入りにくくなってしまったこのごろですものね。
    「でもね,日本ではおうちに入ることを上がるっていうでしょう。それはね,日本は湿気が多くて床を高くしないと風通しがわるくなるからなんだよ。だから『入る』ことを上がるって言うようになったんだよね。昔はね,どこの家にも縁の下はあったんです,そういう頃のお話」などと長い説明になってしまいました。
     へまをして親に怒られる!怒られるからどこかに隠れちゃおう!意地悪をして弟のビーだまやお姉ちゃんの髪飾りを隠した,その隠したはずの物に再会する!暗闇の恐怖,いろんな思い出。そういうことってみんな共通のようで,1年生のみんなはよく話を聞いてくれました。
     最後の涙と埃で顔を泥だらけにしたみっちゃんが縁の下から飛び出てくる所は圧巻です。縁の下の説明をすれば,今でも十分楽しめる話だと思います。ポプラ社 980円。

    投稿日:2005/01/20

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