くもの親分が盗人を捕まえるお話です。
時代劇どくとくの言い回しが読んでいて楽しかったです。
「ふてぃやろうだぜぃ」「がってんしょうち」
子供も楽しそう。七五調でリズム良く読め気持ちいい。
最初は子供には意味が分からない言葉が所々あったようですが、『ぬすっとかぎょう』『泥棒のお仕事』などと私なりに一度説明すると問題なく次からは楽しめたようです。
姿の見えない泥棒を探すのも夢中。
お話には直接関わってこない周りの虫たちを見るのにも夢中。
私が読んであげなくても
「船の運転はアメンボだよ」「アゲハは一番綺麗だから踊ってる」「ハチだ」「カブトムシだ」ととても楽しそう♪
私は虫が苦手ですが、丁寧に描かれているのに
気持ち悪くない絵も魅力です。