イギリスの絵本作家さんです。
表紙もさることながら扉絵に、一笑いして、期待しながら読みました。
せっかく海に来たのに、「太っておしりが大きくなり、水着がちいちゃくなって、泳ぎに行かない。」って、すねてるお姉ちゃんをなぐさめ説得している妹の語りで始まります。
おしりも個性。その個性を「大事にしなきゃ」って、色々な人を引き合いに出し語ります。
女王陛下、エスケープマジシャン、アメリカ西部開拓時代のガンマンまで話に出てきて、イギリスの歴史教育はすごいなと思いました。
さらに、シンデレラ、白雪姫まで引っ張り出してきて、理に適った説得に大うけです。
最後のおちがなかなかです。
女子小学生ばかりではなく、男子にも楽しんでもらえる絵本だと思います。
息子は、「ハハハハハ〜〜〜〜〜」と満点大笑いでした。
いつか、お話し会で読んでみたいと思います。