どんどこ ももんちゃん どんどこ ももんちゃん どんどこ ももんちゃんの試し読みができます!
作: とよた かずひこ  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
わが子にそっくり!何回よんでもママもパパも楽しいロングセラー絵本
☆うさこ☆さん 30代・せんせい

まっすぐに進む先には…
ももんちゃんシリーズの1作目ということ…

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ママ・50代・東京都、女の子22歳 男の子20歳 女の子17歳 男の子11歳

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自信を持っておすすめしたい お米のできぐあいに興味を持つ子と読みたい  投稿日:2016/11/30
1つぶのおこめ
1つぶのおこめ 作・絵: デミ
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
自分の子どもに読むより小学校の読み聞かせに使うほうが先でした。
うちの小学校は5年生でコメの栽培を行います。だから自分たちの田んぼのお米の収穫が気になる季節に読んであげるのにぴったり!なのです。

舞台はインド。領民から搾りつくした倉の米を、しかし飢饉の時にも分け与えようとはしない傲慢な王に、1人の村娘が知恵で挑みます。王からほめられるシチュエーションを自己演出、褒美をなんでもとらせようという言質をとった上で、求めたのは「1つぶのおこめ」。今日は1つぶ、明日は2つぶ、その次の日はその倍の数だけ、ひと月のあいだいただきたい。

勘のいい方はおわかりのように、これは等比数列の和を求める、1番シンプルな例題です(こんな美しい教科書で学べたなら高校数学で脱落せずにすんだかも)。

学校の読み聞かせは時間が限られているので、絵本のちょうど半分あたりまでは絵を見せながらダイジェストで説明してもいいかもしれません。そこまではいかにもゆったりとしたお話ですので(もちろんそのじっくりといく感じが、アジア、インド、な魅力なわけなので、時間に制限がなければ落ち着いて読んでいきたいところです)。

聴く子どもたちも総計500粒を超すあたり(9日め)から目が輝き始めます。ソロバンを習ってる子は頭の中で猛烈に計算しているはず。そして折り返しのページはどれも、思いっきりたっぷりと絵を見せてあげましょう。ラストではもうみんな登場人物たちと一緒になって大喜び!

日本では曾呂利新左衛門と太閤秀吉の逸話として、また彦市とんち話として知られるお話でもあります。アニメの一休さんでもとりあげられていた気がします。江戸時代には和算の例題としても使われました。ロシアでは麦バージョンがあるとか。でも取り扱われる数の壮大さ(10億超え!)からして、これはやはりインドが元祖なのでしょうね。

インドの大学で美術を学んだという作者の手による抑えた金色がことに美しく、読者を数の神秘を語る物語の世界にいざないます。さらに絵巻風の絵が、目線を左から右へ右へ、次のページへと連れて行くのです。

邦訳はまだ2冊のみ、もっと紹介してほしい作者です。高学年の子どもたちが声をあげて喜ぶ本って、めずらしいんですよ。
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自信を持っておすすめしたい シンプル・イズ・ベスト  投稿日:2016/11/30
あおくんときいろちゃん
あおくんときいろちゃん 作: レオ・レオニ
訳: 藤田 圭雄

出版社: 至光社
はじめてこの本を手に取ったのは、地域の家庭文庫でのこと。8歳のときだった。その文庫に通うようになるまでは、多彩な絵本に触れる機会がほとんどなかったこともあり、なんと美しい絵本があるのかとほとんど呆然としてしまったほどだ。

透きとおるような色彩のちぎり絵の〇が、あおくん、きいろちゃん、という他と替えの利かない登場人物に見えてくる不思議、ひと色になって遊ぶ高揚感には陶酔すら感じた。親にもわかってもらえなくて、心細さに泣いて泣いて体が涙になって、ようよう元の色に戻り、家族と認めてもらえる安堵は、迷子になりそうになった子どもなら誰でもよく知る心細さと安心感だ。

この本もまた「往きて還りし物語」なのだと思い知るのは高学年になってからだったけれど、8歳のそのときから、この本は宝物の1冊だ。

たくさんの子に向かって読むよりは、おひざにだっこで読み聞かせたい本。それならば3歳前後。公園や友達の家に一人で行きたがりはじめる年頃に。
みんなで読むならむしろ拡大してスクリーンで見せるのがいい(もちろん許諾はとってくださいね)。透明感も生きるだろう。それならば5歳くらいで。
また、水彩絵の具を使いだす小学校低学年でもいい。

自分の子どもには、性格によって読む時期を大きく変えた。どこにでもどんどん行ってしまう娘にはまだ2歳のときに、ゆっくりそうっと友だちとの関係を作っていきたい息子には5歳をすぎてから、絵筆を早く持ちたがった下の息子には、色を混ぜることを覚えた4歳の誕生前に。下の娘が自分から読めと持ってきたのは3歳だったろうか。

小さな子から大人、そしてシニアまで、いくつになってもその時なりの楽しみ方ができる、オールタイム・ベストな1冊。
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なかなかよいと思う おとうさんはアウトドア派  投稿日:2015/11/10
プリンちゃんとブラウニーとうさん
プリンちゃんとブラウニーとうさん 文: なかがわ ちひろ
絵: たかお ゆうこ

出版社: 理論社
プリンちゃんシリーズ、中でも『プリンちゃんとおかあさん』が大好きな息子がずっと待っていた「おとうさん」篇。シュークリームではないかという息子の予想は外れましたが、大好きなブラウニーがおとうさんということで大喜び。いい色に焼けた感じがアウトドアな感じ!と思ったら、さっそく釣り! (おかあさんはバニラアイスクリームだから、お外へ行くにも帽子がかかせないんですよね) そしてこのシリーズのお約束、大人は自分のそばにいてくれるのがうれしくて、活躍するのは小さいプリンちゃん自身なのでした。今回もプリンちゃん、すごい大物を釣り上げます。キャッチ&リリースかと思いきや、ここにきて季節ネタもしこまれ、楽しい1冊。きっとこれも我が家のヘビーユーズな絵本になるんだろうなあ。
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自信を持っておすすめしたい 世界で一番美しい化学図鑑  投稿日:2015/11/10
世界で一番美しい元素図鑑
世界で一番美しい元素図鑑 著: セオドア・グレイ
写真: ニック・マン
監修: 若林 文高
訳: 武井 摩利

出版社: 創元社
★5つでもまだ足りません。こんな美しい図鑑を作ってくれた原著の、そして日本語版の、スタッフ全員に感謝を捧げます。この世界は美しい、それを信じさせる力があるのが「良い本」だと私は考えていますが、ほかでもない世界を構成する元素そのものでこのような本が生まれたことのすばらしさ。
理科の教科書の見返しにある元素表に目もくれなかった中学生たちが、この本で元素に目を開かされ、これってここのこれだよね!と興奮して教科書を持ってくるようになりました。物語の本にはうまく入りきれない子でも、「ほんとのこと」が書いてある本ならちらっと見てくれたりはするものですが、それがこの本ならそれにとどまらず、とりあえず「へええ」とは言ってくれるのです。「これってほんとに○○と同じ?」「これってこんななの」。男の子も女の子もです。各家庭に1冊までは置けなくても、せめてすべての学校図書館には置いてほしい名著です。
近所の家庭文庫ではこの重さをものともせずに、毎週のように誰かが借りていきます。
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自信を持っておすすめしたい 完全な絵本  投稿日:2013/10/16
ぐりとぐら
ぐりとぐら 作: 中川 李枝子
絵: 大村 百合子

出版社: 福音館書店
完全な絵本というものがあるとするならば、これは数少ないそのうちの1冊。完璧な幸福がここにはある。
いちばんのなかよしさんと森で探検、見つけた宝物でとびきりのごちそうを作り、みんなへもおすそわけ、残ったもので新しく二人の宝物を作って持って帰る。
親密な関係と開かれたコミュニティの双方を、おいしさという最上の方法で満足させるしあわせ。
とりあえずこの本を好きにならない子に出会ったためしがない。
しあわせいっぱいで来ている子はあたりまえのようにこの贈り物を受け取るし、そういうことに慣れていない子も森のみんなでカステラをほおばるシーンでは、自分も小動物の一員になっておすそわけをぽっちりもらったような顔をする。そんな子には別の機会に膝に乗せて抱きかかえるようにしてこれを読んでやると、もっとリラックスして前のほうのページから楽しめるようになるものだ。
絵本に登場するごちそうのレシピ本でも、ぐりとぐらのカステラは定番中の定番。ちびくろさんぼのホットケーキは冒険つきのスリルがたまらないけれど、ぐりとぐらは自分たちでかまどをこさえて火をおこして調理をするという、これはこれで子ども的にはスペクタクルな展開。ふっくらするのを待っている間さえもおたのしみになっているところがまた良しなのである。
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自信を持っておすすめしたい はじめてのぼうけん  投稿日:2013/10/16
ぐりとぐらのかいすいよく
ぐりとぐらのかいすいよく 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
皮膚感覚で喜びたい本、ある年齢までに会っておきたい本というのは確実にある。子どものころ、周囲にほとんど絵本がなかったため、ぐりとぐらに出逢ったのが10歳を過ぎてからだったことは実に残念でならない。
というわけでシリーズ3作め『ぐりとぐらのかいすいよく』。
海岸でビンに入った手紙を発見したぐりとぐら、発信者うみぼうずの招聘に応えて宝物奪還の任につく。おお、あらすじにするとなんだか夏休み冒険映画だ! 
私は自分が小学校高学年でこの本と出会ってから(今考えるとほぼリアルタイム)息子に読んでやるまでの長い間、この本を読むのはいま一つ気分がのらなかったものだが、そうか、これってやっぱり子どものツボを押さえているのか。
岩場の秘密基地で岩のすき間にピカピカする石を落っことしてしまった男の子が、野ねずみにそれを回収してもらい、お礼に得意の泳ぎを教えるという筋立ては、夏休みに田舎で出会う地元っ子と旅行者の友情ものとしても読めるわけだな。
読んでやってちょっとおもしろいのは、小さい子はぐりぐらにすっかり同化していることもあって、うみぼうずを半分子ども半分精霊みたいに感じている一方で(夏休みに泳ぎを教えてくれるイトコのお兄ちゃんってヒーローに見えたよね)、もうちょっと大きい特に男の子は、逆にうみぼうずの立場から、自分の夏の冒険ごっこに小人ならぬぐりぐらにまぎれこんできてもらえたら楽しいだろうなあという気分になるということ。カバー年齢広いよ! 
こういう発見があるから、読み聞かせはやめられないんだなと思う。自分ひとりで黙読していてはわからない世界。聞き手に呼吸を合わせることで、びっくりするくらい深い場所までもぐっていける不思議。
ちなみに5歳でこの本をたっぷり楽しんだ息子は4年生になってもぐりぐら目線で楽しんでいた。泳げないからか? そうなのか?
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【連載】10周年でかえってきた! しごとば・取材日記 その4

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