大きなパンダと小さなパンダが「のんびりたいそう はじめるよ」。
小パンダが、大パンダの背中にのって…バランスとって、ゆらーり。
これは何かな? 「らくだのたいそう」ですって。
たっぷん、たっぷん。小パンダが大パンダのお腹の上でゆれるのは?
ふんわり、ぷかぷか。「ラッコのたいそう」
お次は大パンダの足の上にのって…ふわーり、ぐるぐる。飛行機?…いいえ、これは「UFOのたいそう」。子どもを足の裏にのせてぐるぐる回すのは、確かにいい体操になりそうです!
後半は立ち上がって、しゃがんだり、体をのばしたり。寝転んで片足をあげたり。でも合い言葉は「のんびり、のんびり」。眠る前や、ちょっとした親子体操にちょうど良さそう。
『パンダなりきりたいそう』『パンダおやこたいそう』など、大人気の「パンダたいそう」シリーズ。
ころんとしたまるい白黒の体、ふわふわの毛並み。パンダ1匹見ているだけでもホンワカした気持ちになるのに、大小パンダがくっついたり転がったり……。いりやまさとしさんのやさしい絵に、親子共々癒されること間違いなし。
読めば自然に真似したくなりますよ。のそのそと子どもが体の上に乗ってきたら「のんびりたいそう」のはじまり! ラッコになるか、らくだになるか? ぎゅーっと抱っこでカンガルーもいいですね。2、3歳くらいのお子さんがいるおうちにおすすめしたい絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
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