転校先で初めてできたぼくの友だちは、クラス一らんぼうな小野くん。つきあってみると、小野くんは意外とやさしくて愉快な子で、ぼくは、どんどんひかれていった。ある日……。
石べいを壊したり、あばれんぼうのような男の子と、友達のようになる主人公。
でもその乱暴な小野君が、あるとき、1週間も帰ってこない父親を探しに食堂にいくところを、雨の中発見し、応援のために途中までついていく主人公。
友情成立の瞬間が切り取られていてなかなか良かった。
小野君が父と会えるか、ちゃんと帰ってきてくれるか、どきどきしながら読みました。小学校中学年くらいにおすすめ。 (えみりん12さん 40代・ママ 女の子8歳)
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