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オーリキュラと庭のはなし
NEXTプラチナブック

2022年5月認定
絵本ナビ NEXTプラチナブック

絵本ナビが特に推薦する作品です。

オーリキュラと庭のはなし

  • 絵本
作: 前田 まゆみ
出版社: アリス館 アリス館の特集ページがあります!

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税込価格: ¥1,650

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作品情報

発行日: 2022年03月29日
ISBN: 9784752010050

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
40ページ 26×22cm

さよならって、どうなるの? 『オーリキュラと庭のはなし』 【NEXTプラチナブック】

みどころ

静かな農園で育ったプリムラ・オーリキュラ。大切に育てられ、美しく花を咲かせる彼女だけれど、心の中ではこんなことを思っています。

「どこかへいきたいな。ここじゃないどこかへ」

やがて町のお花屋さんに置かれたオーリキュラは、古い家に住むおばあさんの小さな庭に植えられます。そこでは色々な草花や木と出会うのですが、気がつけば庭は荒れ果て、はじめてお別れをする悲しさに直面します。自分も枯れていきながらも、大切な新しい命のために必死で花を咲かせようとしますが……。

ヨーロッパを中心に熱心なファンに愛され続ける園芸植物プリムラ・オーリキュラ。その凛とした佇まいと可憐な花を見ていると「わがままで美しい花」という言葉がしっくりときます。多くの草花の絵を描き続けている前田まゆみさんの繊細な視点は、一つの命の終わりを悲しみだけでは終わらせません。小さなオーリキュラが最後に感じとる幸せとは。優しく力強い物語です。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

オーリキュラと庭のはなし

オーリキュラと庭のはなし

出版社からの紹介

小さな庭にやってきた、わがままで美しい花・オーリキュラ。そこでさまざまな出会いをし、最後は荒れ果てた庭で、自分もほとんど枯れながらも、小さな命のためにひっしで花を咲かせようとします。悲しくも幸せな、成長物語。

ベストレビュー

これはひじょうに面白くて、心地よいお話です

この本を読ませて頂いて、とても感動しました。これはひじょうに面白くて、心地よいお話だからです。私はオーリキュラを知りませんでした。けれどもこの本を読んでいると、いつの間にかストーリーの世界に魅了されました。そしてオーリキュラの虜になってしまいました。素晴らしいお話だと思います。
(水口栄一さん 60代・その他の方 )

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