
さっ太は、馬の飼育を生業とする小さな山里に住んでいる、気のやさしい男の子です。里では子どもが年ごろになると、里長さまから子馬を一頭もらうことができました。ところが、子馬えらびのお祭りでさっ太が大好きになった黒い子馬を、もうひとりの男の子もほしがります。そこで里長さまは、今年一番の黒い子馬にふさわしい童を選ぶために、ふたりに試練を与えました。西山にまつってある山神様のほこらへ行って、宝物を見つけてくること! ――里のおとなたちに見守られながら、「正しいこと、勇気があること」とはなにかを、いっしょうけんめい考える子どもたちの、ほっこり成長物語。

「里の子供たちは、馬の世話ができるようになると、一人前とみなされて、里長から子馬をもらうことができる」
そんな習わしのある信濃の国の
子供たちの成長物語。
2016年度JRA賞馬事文化賞受賞作になっていて
馬と子供たちの心通わせる様子も
馬好きにはたまらない一冊です。
みんなが力をっわせて試練を乗り越える様子に
最後の方は、泣きながら読みました。
心の芯が温かくなり
ひとの「強さ」について、考えさせられました。
(やこちんさん 50代・ママ 女の子21歳)
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