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2023年6月 新刊&おすすめ絵本

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赤ちゃんと一緒に絵本を読むときの醍醐味は、「ふれあい遊び」!

もちもちほっぺ、ふわふわおてて、ちょんと触って、抱っこして。楽しい言葉のリズムにふふって一緒に笑ったら、ほら、「大好き」が伝わってる。

リズミカルなオノマトペや繰り返しに、赤ちゃんは笑ってくれるから、読んでいる方も肩肘はらずリラックス。一緒に電車遊びをしたり、お散歩のときの口癖にしたり、大好きなキャラクターとたくさん遊ぼう。慣れてきたら、いろんな声で読んでみて、赤ちゃんのお気に入りのツボも探ってみて。

一緒に過ごす愛しい時間は、「言葉って、絵本って、楽しいんだよ」を自然と教えてくれるはず。読み聞かせデビューや、苦手に思っている人にもおすすめしたい0・1・2歳向け絵本をご紹介します。 

『どーこかな?』名前を呼んで、お顔にやさしく触って。愛しい時間を共有できる絵本は、はじめての読み聞かせにもおすすめ

  • どーこかな?

    どーこかな?

    作・絵:
    こが ようこ
    出版社:
    瑞雲舎

    みどころ

    「りんちゃん りんちゃん おめめは どーこ?」

    ページをめくると、りんちゃんが自分の目を指差す絵が描かれます。
    「ここよ ここよ ぱちくるりん」

    そして……
    「おみみは どーこ?」「おはなは どーこ?」
    顔のあちこちを「どーこ?」とたずねながら、「ここよ ここよ」と答えるやりとりが描かれます。

    「ぱちくるりん」「ぴろろーん」「ぽーちょーりん」など楽しいオノマトペで、あかちゃんと触れ合う遊びができます。

    作者のこがようこさんからは「りんちゃんの名前を、おうちではお子さんの名前で読んでください」というメッセージが!
    目の前の子どもの名前に置き換えて、「どーこ?」「ここよ ここよ」とくすぐるように触ってあげれば、きっと楽しそうに笑ってくれるはず!

    25年以上様々な場所でおはなしを届ける活動を続けている、こがようこさん。
    「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」各シリーズや紙芝居『ころん こっつんこ』(共に、童心社)などで人気のある作家さんです。

    「読み聞かせをどんなふうにしたらいいかわからない」とお悩みのママやパパがいたら、ぜひ試してみてください。
    あかちゃんの名前をよんで、お顔をやさしく触って、ぬくもりを共有するきっかけになる絵本です。

「かちゃかちゃ こっとん」「ぽぽぽぽ ぽぽん」これって、『なんのおと?』読むだけで笑顔になれちゃう音の響きを楽しんで

  • なんのおと?

    なんのおと?

    作・絵:
    こが ようこ
    出版社:
    瑞雲舎

    出版社からの内容紹介

    りんちゃん おさんぽ いってきまーす。ぽぽぽぽ ぽぽぽん なんのおと?
    新しいものに出会ったとき、気づかなかったことに気づいたとき、この世の中で発見したすべてが「なんのおと?」という言葉に詰まってます。花開くタンポポにさえ音を感じるって、子どもってなんてステキなのでしょう。ことばのリズムと優しい語りかけを親子で楽しむ幼児絵本。

この書籍を作った人

こが ようこ

こが ようこ

作家。絵本コーディネーター。20年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『あたしおねえちゃんなの』(スティーナ・ヴィルセン・絵/クレヨンハウス)、『ママがおねつのおはなし』『10人のきなちゃん』(童心社)、『わがまんまちゃん』(大日本図書)がある。

あかちゃんはお膝の運転席で、電車ごっこも指差しも楽しめる! 鉄橋、踏切、お次は右に曲がりまーす! 『でんしゃ うんてんしまーす!』

  • でんしゃ うんてんしまーす!

    みどころ

    赤ちゃんをひざに乗せて絵本を開いたら、赤ちゃんを運転手に、大人は電車になったつもりで出発進行!

    ページをめくると、カーブや鉄橋、踏切などの電車でおなじみの風景が次々にあらわれます。
    運転手さんの目線で描かれた奥行きのある絵は、臨場感たっぷり!
    右に曲がるカーブでは右に傾き、トンネルに入ればゴォ−ッと声を響かせて、大人が電車になり切って、赤ちゃんと一緒に電車ごっこを楽しんじゃいましょう♪ 大人も童心に返ってしまう絵本です。

「おひざでGO」シリーズ

この書籍を作った人

ひらぎ みつえ

ひらぎ みつえ

1977年石川県金沢市生まれ。東京大学文学部卒業後、広告制作会社勤務を経て絵本作家に。あかちゃんがよろこぶしかけえほんシリーズ『お?かお!』『あー おいしい!』『でんしゃ ガタゴト』『サンタさん どこにいるの?』(ほるぷ出版)など。絵本に、洗濯バサミが冒険するお話『せんたくばさみの サミー』(鈴木出版)などがある。

「わんわんわん」「かんかんかんかん」と聞こえてきたら、『なにがとおる?』おさんぽがもっと楽しくなる声かけ絵本

  • なにがとおる?

    出版社からの内容紹介

    講談社絵本新人賞受賞作家

    はっとりひろきさんの最新刊!!

    きょうも おさんぽ るん るん るん。あれ、なにかが とおって いったよ?さあ、なにがとおるかな?

    小さな子どもにも分かりやすい絵本です。

アンパンマンとばいきんまんが赤ちゃんになっちゃった!? 『ブックヒーローズ アンパンマンとパンこうじょう』

「それいけ!アンパンマン アニメえほん ブックヒーローズ」シリーズ

この書籍を作った人

やなせ たかし

やなせ たかし

1919年高知県生まれ。東京高等工芸学校図案科卒業。高知新聞記者、三越宣伝部のグラフィックデザイナーなどを経て独立。漫画家として活動する。1973年最初の絵本『アンパンマン』(フレーベル館)を刊行。『アンパンマン』は人気が高まりアニメ化され現在も子ども達に大人気キャラクターとして広く知られている。また同時期に雑誌「詩とメルヘン」(サンリオ)を創刊し、30年間編集長を務めた。主な作品に絵本『やさしいライオン』『チリンのすず』(フレーベル館)、作詞に『手のひらを太陽に』『それいけ!アンパンマン』など。90年、勲四等瑞宝章受賞。95年、日本漫画家協会文部大臣賞受賞。日本漫画家協会理事長。

大好きなともだちにもらったおやつ。一緒にぱくぱくしよう♪ 指人形つきミニ絵本『ふわふわ ゆびにんぎょうえほん おやつ いっぱい』

「アニメ おさるのジョージ」シリーズ

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< 2023年5月 新刊&おすすめ絵本

文:栗田奈緒子 編集:木村春子

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