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出版社エディターズブログ

2023.07.02

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すべての子どもとすべての家族のための、画期的な性教育の絵本! (岩波書店)

こんな性教育の絵本、みたことない!

こんな絵本です

「女」も「男」もない、肌の色も特定しない、出産方法も「血のつながり」も関係ない。もちろん「恥ずかしく」もない! どんな子・どんな家族でも安心して読める、画期的な性教育の絵本です。

アメリカで最初に刊行されたのは、なんと10年前。長く読まれてきている1冊です。

基本のしくみだけを平易に伝える高度な性教育、だれも置き去りにしない配慮の行き届いた文と絵。この絵本を通して幼い子どもたちは、生命のはじまりについてまっすぐに理解することができるでしょう。そして、自分や他の人の体を知り、大切にしようとするようになるのではないでしょうか。その子だけの個別の受胎と誕生の物語については、読み聞かせる大人の方から伝えていけば大丈夫です。

おすすめします!

タレントのSHELLYさん推薦!

赤ちゃんってどこから来るの?どうやってできるの?の質問に困ったらとりあえず一緒に読める本!!
いろんな家庭や状況に配慮された、とてもインクルーシブな絵本です!

具体的過ぎるのはちょっと…

恥ずかしがるかな…

などと心配な人でも、科学的に、そしてポップに伝えてくれます!
どんな状況の子供でも当てはまるから、学校や読み聞かせ会でも安心して紹介できる本だと思います!

翻訳者は、産婦人科医の館 明日香さん。この本と出会って衝撃をうけた館さんが日本の読者に紹介してくださいました。

館さんからのメッセージがこちら

娘の通っていたスウェーデンの保育園でこの絵本に出会いました。卵子も精子ももたない体、多様な家族が描かれたイラストを見て衝撃を受けました。どの文章、どのイラストにも子どもたちへの深い思いやりとともに、医学的にも、社会的にも、とても重要なメッセージが込められています。

「この本を日本の子どもたちに届けたい」という思いに賛同をいただいた各専門家の方々のご協力のもと、このたび岩波書店より出版していただけることになりました。

すべての家族とすべての子どものためのこの本が、子どもたちやかつて子どもだった大人たちに届き、だれもが自身の生と性を肯定できる一助となったら嬉しいです。

性教育でご活躍のサッコ先生(高橋幸子先生)も医学監修協力者として、この絵本を応援してくださっています。

岩波書店のホームページでは、大充実の読者ガイドもあります。子どもたちといっしょに楽しく読むために、ぜひご参照ください。この絵本が日本の津々浦々でジャンジャン活用されますように!

読者ガイド(岩波書店のホームページへ移動します)はこちら

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