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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  インタビュー  >  親子で楽しめるキュートな色絵本 『COLORS(カラーズ)』コローロさんインタビュー

3種類のダミーと色の絵本

───コローロでの初めての絵本のテーマを「色」にすることは最初から決まっていたんですか?

フジイ:最初に出版社さんに提案したとき、3パターンくらいダミーを作っていったんですよ。

───すごい! これ全部ダミーなんですか。完成度がとっても高いですね!



カラシマ:最初に考えたのは仕掛け絵本だったんですよ。でも2人で考えたら、どんどんアイディアが出てきて、結局3冊に…(笑)。正直この3つではどれに決まっても良かったですね。

フジイ:ゾウのキャラクターは私が元々好きで描いていたものなんです。そうしたら編集さんが気に入ってくれて、「じゃあ、ゾウで色の絵本を作ろう!」ってことになりました。

───このゾウの「コローロ」がとっても可愛いんですが、パパの「パローロ」とママの「マローロ」も絵本の中で魅力的なキャラクターなんですよね。

フジイ:最初のダミーではキャラクターは「コローロ」だけだったんです。編集さんから「ファミリーな感じがあった方が良いです」と言われて、「パローロ」と「マローロ」は誕生しました。

カラシマ:絵本の中では出てきませんが、3頭にはキャラクター設定があるんですよ。

フジイ:子どもの絵本でワインの描写ってあまり出てこないと思うんですが、私もワイン好きなので、「パローロ」にはワイン好きになってもらいました(笑)。

───「コローロ」という言葉の響きがとても可愛くて、とっても心地よく耳に残るのですが、これはお二人が考えられた言葉なんですか?

カラシマ:偶然にも「コローロ」はエスペラント語で色という意味なんですよ。これは二人で意味や響きを考えて決めました。その後ゾウの名前をつけるとき、この名前がとても気にいっていたので、ちょっとまぎらわしいけど、子ゾウの名前も「コローロ」にしたんです。

フジイ:そして、パパが「パローロ」、ママが「マローロ」って言うのが、すぐ出てきました。

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コローロ

  • フジイメグミとカラシマヨウコによる絵本制作ユニット。
    フジイメグミがイラストレーション、
    カラシマヨウコがグラフィックデザインを主に担当。
    発案・企画から制作まで、トータルに手掛ける。
    ふたりが日々の暮らしや子育てで感じたこと、
    仕事で見つけた伝える楽しみをぎゅっと凝縮。
    心に残る絵本として、カタチにしている。

作品紹介

COLORS(カラーズ)
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制作:コローロ
出版社:赤ちゃんとママ社
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