多くもらったお釣りの行方は…?
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」
「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
【新刊ピックアップ】 注目の新刊をご紹介します!絵本ナビ編集部 2015/12/18 多くもらったお釣りの行方は…?
注目の新刊をみどころとともにご紹介します! 気になった作品をぜひチェックしてみてくださいね。
● “正直でいること”と“得をすること”の間で揺れ動く幼い心。悩んだ兄弟の選択は……。
![]() 野球の練習の帰りに、駄菓子屋でジュースを買ったぼくと弟のあつし。 でも、後で財布を見てみたら、もらったお釣りが50円少なかった。 「よし、おばちゃんに いいに いくで!」と、 駄菓子屋に戻り、足りなかった50円玉をもらって一件落着。 次の日、たこ焼きを買ってお釣りをもらったら、 今度は50円多かった。 「にいちゃん、どうする?」 「そうやなあ……」 (『おつりが、50円 おおかった』って、しょうじきに いおうか) (いや、このまま、だまっておこうか) 50円玉の行方に悩む、兄弟の取った行動とは……? くすのきしげのりさんの描く、子どもたちの心の葛藤は、 とても身近で、つい登場人物と一緒になって、悩んでしまいます。 そして、絵本に出てくる兄弟のすがすがしい行動を しっかり受け止める大人の姿からも、 大切なことが伝わってきますね。 のびのびと描かれた筆の線が、子どものまっすぐな気持ちを ページの色の変化が、ふたりの気持ちの移り変わりを 表現しているようです。 子どもとお金の大事なつきあい方を描いた絵本。 今まであるようでなかったかも。 (木村春子 絵本ナビライター)
弟とたこ焼きを買って帰ってみると、おつりが 50 円多かった。正直に言って、たこ焼き屋のおじさんに返すか、それとも、知らん顔してもらっておくか。
■ 「すこやかな心をはぐくむ絵本」シリーズ |
|
種類で選ぶ
年齢別で選ぶ
絵本ナビとは
絵本ナビのサービス
当サイトのすべての画像、文章、その他のコンテンツについて、許可なく転載を禁じます。絵本の画像は出版社の許可を得て掲載しており、転載をすることはできません。
(C)Ehon navi Corporation