
『パンどうぞ』で衝撃のデビューを飾った、彦坂木版工房の第2弾!

注目の新刊をみどころとともにご紹介します!
気になった作品をぜひチェックしてみてくださいね。
● ケーキも、おいしく焼けました!
前作、『パンどうぞ』で、こんがり焼けたおいしいパンを、
木版画という驚きの手法で刷り上げた、彦坂木版工房のお二人。
待望の第2弾も、おいしいケーキが次々と焼き上がりました。
今回、登場するのはチーズケーキに、バウムクーヘン、アップルパイ、
カステラ、そしてホットケーキ!
どれも子どもたちにとって身近で大好きなケーキばかり!
子どもの頃、まんまるのホールケーキをいつかひとりで食べてみたい!と
思った方も多いのではないでしょうか?
でも、やっぱりケーキはみんなで切り分けて、
幸せを分けあうのが一番!
おいしく食べたら、声をそろえて「ごちそうさま。」
ケーキを囲んだときの、あたたかなひとときを思い出す、
とっても優しい1冊になりました。
それにしても、チーズケーキのしっとりとした質感や、
バウムクーヘンの重なった層が織りなす食感、
アップルパイのサックリ焼けたパイ生地、
カステラのふわふわ加減、
ホットケーキのふっくらとした焼き加減……。
木版画でどうしてこんなにもおいしそうなケーキが描けるのか、
大人はただただ不思議に思うばかりです。
そんな方に向けて、『ケーキやけました』ができるまでを追った、
小冊子が絵本にはさまれているのも、今回の絵本の嬉しい特典です。
(木村春子 絵本ナビライター)
「ケーキやけました」
作:彦坂 有紀 もりと いずみ
出版社:講談社
チーズケーキ、バウムクーヘン、アップルパイ、カステラ、ホットケーキ。
木版画で摺られた、焼きたてのケーキたちは、どれもおいしそう。
「ケーキ やけました」「ひときれ あーん」の繰り返しで、
読めばおなかいっぱいになる、おいしいケーキの絵本です。
「パン どうぞ」
作:彦坂 有紀 もりと いずみ
出版社:講談社
木版画は、その時の気温や湿度によって色ののり方が変わります。パンも、その日の気温や湿度によって膨らみが変わります。
木版画特有の色ムラをおさえてなめらかに摺ると、しっとりとしたバターロールが現れ、木目を強調して摺ると、かりかりのフランスパンができあがります。
木版画が、ここまでパンを描くのに適しているとは、これまで誰が気づいたことでしょう。
今、注目を集めている新進気鋭の木版画家・彦坂有紀が、子どもたちが大好きなパンそれぞれの特徴を見事に版画で表現したパンの絵本。本物以上にパンらしく、美味しそうなパンのオンパレードです。