ベスは小さな女の子。雪の中、お人形相手にひとりでおままごとをしていると・・・空からことりがぱさっと落ちてきます。 「こんにちわ。わたしのなまえはベラよ。」それが二人の出会い。 ベラの持っているカバンの中からは、テーブルにぴったりのクロス、きれいな絵柄のティーカップ、焼きたてパンなどが次々と出てきてあっという間に素敵なお茶会の始まりです。そして次々と来る突然の訪問者達へのもてなしもベラのカバンの中から出てくるものが大活躍!一体ベラはどこから飛んできたのでしょうか?どうしてこんなに荷物をいっぱい持っているのでしょうか? 厳しい冬の閉じ込められた時間の中に、ぱっと広がる「私だけの特別な世界」。作者アイリーン・ハースの前作「わたしのおふねマギーB」でも描いていた素朴だけどうっとりする様な夢の世界。広い世代の女の子の心に直接響いて共感を得られそうです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ある冬の日、ひとりぼっちの女の子ベスが家の外で人形と遊んでいると、南へ飛んでいきそびれた小鳥のベラが落ちてきました。ベスとベラは、雪の庭でティーパーティーを開き、犬の消防士さんやねずみの親子などといっしょに楽しい時を過ごします。心温まるお話が繊細なタッチで美しく描かれます。
図書館の棚にあったのを見た瞬間
「なんて綺麗な絵…」とつい手に取って借りて来てしまいました。
季節外れ(冬のお話なので)なのに…。息子(1歳半です)にはまだ早いのに…。
でも、本当に絵が細やかで、キレイで、うっとりとページをめくりました。
内容も女の子向け?です。うちの息子はもう少し大きくなってもこれは読まないだろうな…と思いつつ、母一人で堪能しました。 (もももももさん 30代・ママ 男の子1歳)
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