仲良しのムツゴロウとシオマネキとアサリが、海の方にいくと…。諫早湾の生き物の声を絵本化。
息子が図書館で選んで借りた一冊。
海の生き物がたくさん出てくるとは思っていましたが。
人間がつくった干潟によって、住むところをなくし
順番に死んでいく海の生き物たち。
はじめて読んだときは、その怖さや寂しさを含む
展開に3歳の息子に聞かせて大丈夫かな?と
気にもなりましたが、じっと聞いていた息子、
話が終わったら、何の感想もなくノーコメントでした。
ですが、その後も何度か読んでほしいともってきて、
やはり、いつも読んでいる絵本を聞くときとは
ちがう表情でじっと聞いている感じでした。
あとがきをもとに物語の背景についても
少し話しはしましたが、どこまで理解きているかは
わかりませんが、小さいながらに何かを
感じ取ってくれたかな、とはおもっています。
楽しくておもしろいえほんもだいすきですが、
たまにはこういう雰囲気がちがうものや
メッセージ性のあるものに触れさせるのもいいなと
おもいました。 (こりこりこさん 30代・ママ 男の子4歳、女の子1歳)
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