世界一みじかい哲学の本!
シリーズの『ぼくの時間』は少し前に読みましたが、なぜか第1作の『ぼくのいるところ』は読んでなかったみたいです。
出版社からのシリーズタイトルに“世界一短い哲学の本”とあります。
成程、小さな子でも読めば納得のいくような物事を取り上げている素敵な哲学の絵本だと思いました。
ただ、哲学という分野は私の少ない経験から行くと、万人の子どもたちに理解できることではなさそうなので、
読み聞かせなどにはあまりお薦めできません。
紹介したり、個人的に読んであげるのであれば、小学校高学年以上がいいと思います。
わたしの出た高校は「倫理」という哲学の授業を選択で取れたんですが、高校などで哲学のことを習っているお子さんたちには特にお薦めしたいですね。
哲学の基本て実はとっても簡単で、身近なこと(もの)なんだということがこの絵本を読むとわかると思います。
あと、アルバートは男の子で工作も得意なようなので、アルバートの用の創造力や空想力があって、工作が得意な小学校中学年以上のお子さんでも、楽しく読めるかもしれません。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子12歳)
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