マザーグース賞を獲得したアイルランド生まれの作家によるダイナミックな絵本。 犬、猫、牛、羊、馬、にわとりなど、身近な動物の特徴をよくとらえて、生き生きと描いて大評判です。
同じ作者の「わたしのだいすきなふねは…」と同様、絵が大胆に語る絵本。見開きページいっぱいに農場の動物たちが表情豊かに描かれ、おおらかな気持ちにさせられます。子供も、犬、あひる、ヤギ、牛、ブタ、猫など農場の動物に対して親近感が倍増した様子でした。主人公として?登場する、緑色の目をした少女は、きっと作者でしょう。動物たちに囲まれてうれしそうにしている少女の顔は、この絵本を開く子供たちの投影であるとも思えます。
この絵本は息子(8歳)が生まれた年に出版され、当時、米国の子育て各誌で絶賛された作品です。日本語訳がまたすてきで、赤ちゃんから楽しめます。 (ムースさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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