仏像を盗まれたのをきっかけに貧乏になった長者さん。長年世話になった犬と猫は、長者さんのために仏像を取り戻す旅に出発します。「恩返し」というとおおげさなようですが、受けた恩を忘れないという気持ちはとてもたいせつな心の持ち方です。昔の人はそのことを、人間の身近な動物、犬と猫を主人公にした物語にして伝えました。太田大八先生の絵をじっくりと味わいながらページをめくってみてください。
日本民話だそうです。
古めかしいお話かなと思いましたが、なかなか良かったと思います。
ちょうじゃさんの仏像が、家来に盗まれてしまい貧乏になってしまいました。逆に盗んだ家来はお金持ちになりました。
ちょうじゃさんの犬と猫は仏像を取り戻しに行きます。そして、またちょうじゃさんはお金もちに戻ったと言うお話です。
ただ、盗んだ家来のその後が書いてなかったのが、残念でした。 (秀のママさん 30代・ママ 男の子4歳)
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