じゅえき太郎さんの大人気シリーズ「すごい虫ずかん」。今回は昼の虫と夜の虫に注目します。
表紙には懐中電灯で照らし出されたクワガタが登場。印象的な表紙にぐっと引き込まれます。もちろん、絵本の中にも生き生きとした躍動感あふれる虫たちの姿がいっぱい。タイトルにもあるように、昼の虫、夜の虫、さらに夕暮れ時の虫の様子が描かれます。だんだんと日が暮れて夜になっていく様子もまた素敵です。子どもは昼とは違った雰囲気にわくわくし、大人は子どもの頃を思い出してつい懐かしんでしまうことでしょう。そしてタイトルにある通り、「ずかん」の要素もしっかりとつまっているのが、この絵本の大きな魅力。虫の名前だけでなく、虫を見つけるときのポイントや虫たちが街灯に集まる理由など、虫に関する知識が満載。
また、大きなカブトムシを見つけたい男の子と、虫に詳しい男の子との出会いの物語でもあります。虫を通して交流がはじまる二人の様子はとても自然。だれかと友達になるときって、好きなものがきっかけになることもよくあります。日が暮れて別れた二人ですが、明日もきっとここで虫を探すんだろうなと思うと、終わりの余韻ですら、わくわくさせてくれます。
男の子たちのように、本物の虫に会いに行きたくなる絵本です。
(近野明日花 絵本ナビライター)
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●夜に活動する虫たちは、昼間はどうしているの?
●トンボが水辺を飛んでいるのはなぜ?
●音、光…虫たちのコミュニケーション方法は? etc.
この一冊を読めば、キミも虫博士になれる!
みんなが寝ている夜、虫たちの世界はどうなっているの? 昼と夜、地上と地中、そして水中…ふだん見られない世界を、大迫力の絵で楽しめます。
虫好きの子はもちろん、虫が苦手な子も夢中になること間違いなし。
絵を楽みながら、虫の生態を学べます。
●昆虫博士・丸山宗利先生もオススメ!
昆虫を観察すると、環境や季節を知ることができる。
社会が自然から離れ、季節感さえ失われつつある今、この絵本は、子どもたちにとって新しい世界への入口になるだろう。
――昆虫学者・丸山宗利
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