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都会のワニ

都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

  • 泣ける
  • 学べる

やっぱりおおかみ」 ママの声

やっぱりおおかみ 作・絵:ささき まき
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1977年04月
ISBN:9784834005202
評価スコア 4.09
評価ランキング 26,511
みんなの声 総数 69
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  • 自分らしくあること

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子11歳、男の子8歳

    「1973年に初版のこの本ですが、発売された当初、こんな本売れるのだろうかと思っていたら
    今でも書店に並んでいます。ロングセラーですね。
    それだけこの本で伝えようとしてるメッセージに需要があるということなのです」と、読み聞かせ講座の先生がおっしゃっていました。

    確かにその通りだと思いました。小さい子に絵本を選ぶとなったら、
    お母さんたちはこの本を選択しないのではないかと思います。

    しかし、子供が自我に目覚め、自分の存在の不確かさに不安になったり
    お友達とうまくいかなかったりしたとき
    きっとこの本は勇気を与えてくれるのではないでしょうか。

    最後のページのオオカミはオオカミらしく生きようと決意する場面は
    清々しさを感じました。
    マンガっぽい絵ですが、なかなか中身は深いと思います。

    投稿日:2012/11/12

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    3
  • 孤独だった自分

    • だぶちゃんさん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子11歳、男の子9歳、女の子7歳、

    自分が小学生の時に好きな絵本でした。(今40歳母)

    自分が小学生の子を持つ母になり
    子供の小学校の図書館で再び出会いました。

    表紙を見たとたんに、あ!これ!私の好きな絵本だ!
    と思い出しましたが、内容はすっかり忘れており
    どんなんやっけ?と思い、再び手にとりました。

    内容はみなさんご存じのようにちょっと切ないお話。

    いじめられてたわけではないのですが
    仲良しの友達が作れなかった過去の自分を思い出し、

    遠足のバスの座席で、いつも1人になってしまったり
    好きな子と座って良い席替えで、戸惑ったことを思い出し
    「そうだ、私はこの絵本に救われたんだ〜。」
    と鮮明に思い出しました。

    大人向けと言われてる人もいますが
    この本で救われる子供もいるって言うことも
    わかってほしいな〜と思い、投稿しました。

    ぜひ子供達に読んでほしいです。

    投稿日:2012/05/02

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    3
  • 孤独はどんなことか、教えている。

    • かおりこさん
    • 20代
    • ママ
    • 熊本県
    • 女の子5歳、男の子0歳

    佐々木マキさんの絵、素敵です。小さい頃に読んだ記憶はありますが、正直内容は頭に残ってなかったんです。ただ、主役の狼は、シルエットみたいで、真っ黒で目などなにも描かれてない姿がインパクトあり、頭に残っていました。
    大人になって読むと…、なんと寂しいおおかみでしょう。そして、孤独を承知し、潔く生きる姿に、ちょっぴり泣けてしまいました。子供には、まだこの深さはわからないでしょう。
    事実五歳の娘は読んで、「狼さん、ひとりぼっちなのに、最後は泣いたりしなくて、嬉しいみたいだね」なんて言っておりました(汗)わかってないなあ(笑)

    投稿日:2013/03/24

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    2
  • 可愛い!

    子供と楽しく読める絵本でした。
    オオカミが『け』というのを子供が真似をしてとても可愛いです。

    オオカミはまだ子供なのに仲間がいない事にクヨクヨせず前向きに生きて行くところが読んでてスカッとする絵本でした。

    投稿日:2012/01/04

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    2
  • 実は誰でも一人

    『こんにちはおてがみです』の「け」に興味を持って借りてきました。

    仲間がいない寂しいおおかみの台詞だったんですね。でもおおかみはただ寂しがっているだけじゃなくて、どこか達観していて、自分が一匹であることを受け入れていくようです。

    人生は仲間がいるほうがいいけど、でも自分はやはり自分ひとり。それをダメなこととしてではなく、当然のこととして受け入れる手助けになる絵本のように感じました。

    投稿日:2011/06/13

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    2
  • 深いお話です

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    テレビで紹介された
    「おおかみがけっとだけいう絵本」が読みたいと
    パパがいうので借りてきました。

    1回目はひとりぼっちのオオカミの話で
    最後まで仲間に出会えない悲しい終わり方するなーと
    思ってしましました。しかし、
    数回読むといろいろとメッセージがわいてきます。

    このオオカミがなぜ影なのか?
    それはきっとオオカミを自分に置き換えてイメージできるように。
    なぜハッピーエンドではないのか?
    きっと「個性」の存在を知るため。
    自分という個性を他人と違っていても
    自分の価値を認めることを意味しているのではないかと。

    自分勝手にこの本の深さをしみじみ味わってしまいました。
    でも子どものウケはいまひとつでした。

    投稿日:2011/03/25

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    2
  • うーむ、よくわかりませんでした

    4歳4ヶ月の息子に読んでやりました。世界で最後になってしまったオオカミ。でも、自分だけではないということを信じて友達を探しにいきますが、なかなか見つからず、むしろいないことがとても惨めに思えてくることも。他の動物がうらやましくてしょうがないのです。でも、最後にはそんな状況を受け入れることで変わってくる見方がある、と。うーむ、なんだかちょっと複雑で、息子にはもちろんですが、私もよくわかりませんでしたね。複雑に考えすぎなのか、もっとシンプルに考えればいいのかな?と思うも、やっぱりわかりません。

    投稿日:2012/01/19

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    1
  • がんばれ!おおかみ

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    仲間がいなくて寂しい気持ちで町をさまよう「おおかみ」
    仲間で群れている他の動物達をうらやましく思い、
    自分と似ているこを捜し歩きます
    でも最後自分を肯定し、吹っ切る姿にエールを送りたい気持ちでいっぱいになりました。

    お友達がいないことは決して悪いことではないと思います。
    捜し歩いて見つかるものでもない気がします
    確かに親としては友達がいるほうが安心だし
    より楽しく過ごせる場面が多いことに疑う余地はないように感じますが

    時にこの「おおかみ」のように
    群れるばかりでなく一匹狼であることを楽しむことのできる
    強さをもっていてほしいなぁと感じました

    投稿日:2011/02/04

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    1
  • 何度読んでもホロリ

    比較的低年齢向けの絵本にも関わらず「孤独」がテーマという斬新さ。
    マンガのようなコマ割りのページがあったり、おおかみに噴き出しで台詞を言わせたり、しかもその台詞がたった一言「け」だったり…
    あまりの異色さに驚きながらページをめくり、そして最後のページでは必ずほろりと涙が出てしまいます。
    今まで読んだ中で一番心に残る、一番大好きな絵本です。

    孤独な長い旅の末に、街にもマーケットにも公園にも家庭の団欒の中にも墓地にさえも自分の居場所を見つけることができないおおかみ君。
    いっそ他の動物になれたら…なんて考えも浮かびますが、やっぱり彼は生まれついてのおおかみなので他に迎合することは出来ず、孤独に身を置くしかできません。
    折々、吐き捨てるように呟く「け」は人恋しさ、やりきれなさ、嘆きが入り混じった誰にも届くことのない心の叫びなのです。
    大人なら誰しもおおかみの孤独に共鳴してしまうのではないでしょうか。
    誰の心の中にもおおかみがいるからこそ、この絵本は30年以上も多くの人に愛され、読み継がれているのだと思います。

    2歳の息子にはまだこの本の深いテーマはピンとこないようで、楽しそうに「け」というセリフをマネしています。
    でも、このちょっとほろ苦くも温かい、ささきまきさんワールドは息子の心に根付いていて、彼がもう少し大人になって困難と向き合った時にふと思い出してくれるのではないかと思います。

    投稿日:2009/10/01

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    1
  • 佐々木マキさん

    佐々木マキさんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公の友達探しを一緒に同行できて楽しかったです。主人公の言動が潔いのでカッコイイなと思いました。主人公の表情をあえて見せずに隠してあるところも佐々木さんのセンスを感じました。色々な動物が登場するのも楽しく読めました。主人公の登場する他のシリーズも読んでみたくなりました。

    投稿日:2008/12/11

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