新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

かにのしょうばい」 ママの声

かにのしょうばい 作:新美 南吉
絵:山口 マオ
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年03月
ISBN:9784790252375
評価スコア 4.19
評価ランキング 24,695
みんなの声 総数 25
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  • はさみが先なの?

    5歳の息子に読んでやりました。いつも聴いている童謡のCDに「かにのとこや」というのがあるので、もしかしてその原作?と思いましたが、ちょっと違いましたね。でも、親子でわくわくしながら読んでしまいました。

    かにが商売を始めようと、とりあえず始めた床屋。でもなかなかうまくいかず、やっと切れるようになったときは、全身毛だらけのたぬき。そのたぬきを切るのに3日もかかるとは、息子とびっくり!そして、そのおとうさんも切るために家族だけでなく、親戚、友人、みなみなかにを集めて!というのがちょっと笑えましたね。結局、かにのはさみは、商売柄ついたのかもともとついていたのかはわかりませんが、なんだかほっこりさせてくれるお話でした。かにっていつも正直ものなので、息子とちょっと同情しちゃいます。

    投稿日:2013/02/19

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  • 意外性がおもしろい!

    • ハリボーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子8歳、女の子5歳

    絵を見ても、文体を見ても、語り口調からしても、どこからみても、オーソドックスな日本昔話〜と思って読み進めると、いい意味で期待を裏切られ、読みながらもクスクス笑いがとまりませんでした。

    カニがとこやの商売を始めることになり、片手にはさみ、片手にくしを持って、お客さんがくるのを待っています。息子は、それを見るやいなや、自分のはさみがあるのに!とツッコミをいれると思えば、ページをめくると、最初にカニが声をかけた客が、ツルツルのたこだなんて!!私も、読みながら、岩のかげにタコた見えた瞬間で、笑いがとまりませんでした。

    最後に、カニのこども、まご、ひこ(ひまご)が勢ぞろいして、はさみとくしを持っている姿は見ものです(笑)!

    投稿日:2012/05/11

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  • なるほど!

    かにのしょうばい?床屋さんということで納得しました。ですが、かににはさみが付く前の話、という設定だったんですね。最後にそれに気づき、ああ、なるほどと思いました。ただ、たぬきがなぜ自分のお父さんのカットもしてくれ、と言ったのか分かりませんでした。かにを食べよう?と思ったのでしょうか?ただ単に悪戯で言っただけなのでしょうか…。

    投稿日:2022/06/19

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  • そんなオチ

    かににははさみがあります。

    これを利用したお話です。

    床屋を始めてかにですが、

    意外と退屈なのでお客さんを探しに行きました。

    タコに声をかけたら毛がないってことわられ

    たぬきに声をかけました。

    たぬきは喜んでお客さんになってくれましたが、

    かににとってたぬきはかなり大きいです。

    全部カットするのに3日かかりました。

    でもそれでは終わりません。

    カットする前に、たぬきはお父さんも

    やって欲しいとお願いしてたんです。

    お父さんは山のように大きいと聞いて

    かには考えました。

    そっか、仲間を増やそう!

    かには自分の子供や孫

    生まれてくるかには全部床屋にしました。

    だからかには小さくても

    ハサミをもっているんですよってオチです。

    そういう話だったのかって

    なんか拍子抜けしました。

    投稿日:2021/06/13

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  • 昔話風で面白かった

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    新美 南吉さんのお話は
    しんみりとして好きですが、
    このお話は少しイメージが違い、
    昔話風で面白かったです。

    かにが素直な感じで、
    狸が意地悪な感じで書かれながらも、
    結局、どちらも損をしたり、罰が当たったりすることもなく、
    肩透かしを食らったような感じもしますが、
    子どもには、なんでかにがハサミを持っているのか
    理由がわかった感じになり、
    面白いのでしょうね。

    投稿日:2020/08/12

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  • 頭がつるんこ

    あまり期待せずの読み始めたのですが・・・たこのくだりのところで、読んでいる私のほうが爆笑してしまいました。
    頭がつるんこで毛がないって・・・そういわれてみればそうだ!

    新見南吉さんは「ごんぎつね」と「てぶくろをかいに」ぐらいしか知らなかったのですが、とても興味がわきました。
    他にも読んでみたいです。

    投稿日:2017/05/17

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  • シンプルになるほど!

    新美南吉さんのおはなしに、山口マオさんが絵を添えています。
    いきなり、格調高く物語が始まります。
    カニが床屋を始めようとするのですね。
    なるほど、ピッタリの商売です。
    初心者らしく、試行錯誤、といったところでしょうか。
    たぬきの毛を刈るのですが、大変なことに。
    オチは、シンプルになるほど!です。
    あっけないとも言えますが、カニの様子の描写が必死なだけに、
    妙に説得力があります。
    わにわにシリーズでおなじみ、まったりした画風の山口マオさんの絵がよくお似合いです。
    幼稚園児くらいから、シンプルに楽しめそうです。

    投稿日:2016/12/01

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  • 後半、まさかの展開

    童謡を、元にしたお話かと思いきや、床屋のかにのお客はタヌキでした。
    それにしても、とても一生懸命働くかにさんですね。なかなかできないですよ、凄いです。でも、もっと凄いのは身内をみんな床屋にしてしまったところです。
    これには驚きつつも、なるほどなラストでした。

    投稿日:2015/06/26

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  • 三日かかって散髪

    カニの商売が床屋さんとは、納得です。
    ところが、タヌキの散髪に三日間もかかるようでは、商売になりませんよねー。
    子供たちも、これには驚いて笑っていましたよ。
    カニが泡をふく様子を見るたびに、このお話しを思い出しそうです。

    投稿日:2014/05/10

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  • 山口マオさん!

    新美南吉の童話といえば、『ごんぎつね』や『てぶくろをかいに』など哀愁のあるおはなししか知らなかったので、山口マオさんのユーモアたっぷりの挿絵とミスマッチなのでは?などと思って読み始めたのですが、それは余計な心配でした。
    ちょっととぼけた雰囲気の挿絵が、お話のおかしさを倍増させている感じです。
    どんな小さなかにもはさみがある理由が語られています。いやー、ホント楽しい。大勢への読み聞かせでも読んでみたいと思います。

    投稿日:2014/03/21

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