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都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

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みどりのスキップ」 ママの声

みどりのスキップ 作:安房 直子
絵:出久根 育
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2013年02月
ISBN:9784033134208
評価スコア 4.6
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  • 安房さん好きな方に教えて差し上げたい

    安房さんの作品を紹介した人から「はなびやさんから紹介されて安房さんの作品を読むようになりました。新しい作品が出ないか楽しみにしています」と言われたことがあります。

    「安房さんはすでに亡くなられているので、新しい作品が出るとしたら、童話に絵がついた形か短編集として編集された時なんですよ」とお返事しました。

    その後、図書館でこの本を見てびっくりでした。その方の願いが通じたかのようなこの本の出版だったからです。

    しかも絵が出久根さんということもあり、早速読んでみました。

    この作品、他の短編集で読んでから私の中でも大好きな作品の一つです。

    桜の時期になると、桜の中の花かげちゃん、花かげちゃんを守る番兵としてのみみずくの存在を思い出すのです。

    以前、安房さんのエッセイの中で安房さんご自身が夕方から夜になる一瞬の時間がお好きというようなことを読んだことがあります。

    この作品も桜の咲く春から初夏へ移り行く一瞬の時間をよく映し出している気がします。

    そして、中に出てくる「トット トット トット…」という音は宮澤賢治を彷彿とさせます。

    ああなんて儚くて美しい作品を描けるのだろうと読みながらまたうっとりしてしまいました。

    桜の時期にぜひお読みください。そして、巻頭に書いた安房さん好きな方にこの作品を教えて差し上げたいと思いました。

    投稿日:2013/02/27

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  • 季節の移り変わり。

    春に読みたい本です。
    お子さんの一人読みなら、小学校低学年の読書にぴったりでしょう。
    けれど、桜は日本人にとっては大変魅力的で身近な存在でもあります。
    年齢関わらず、おすすめの本に思いました。
    季節の移り変わりの美しさと切なさを感じられる本です。

    投稿日:2022/05/12

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  • 春の日に

    今年は桜の満開が永く続き
    そんな中で、魅力的な表紙に、思わず手に取りました。

    満開の桜の中に住んでいる花の精の「花かげちゃん」
    たったいちどだけ見た花かげちゃんを守るみみずく。
    それでも否応なしにやってくるみどりのスキップ(という季節の移り変わり・・)
    美しいファンタジーに、美しい絵。
    窓の外は満開の桜の花吹雪と、これ以上ないほどのシチュエーションで読了したあと、
    本の中では消えてしまった花かげちゃんが
    窓の外にはまだいて、でも確実に緑の気配があるのに、寂しくはない・・、そんな気持ちになりました。

    ずっと抱きしめていたいような一冊です。

    投稿日:2019/04/24

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  • 安房さんのファンなので、安房作品を集めている最中に出会いました。
    絵が優しくてひきこまれました。

    内容としては、「緑のスキップ」が一体何者なのか、6歳の娘には伝わりにくかったようです。
    確かに、物語の奥深くを感じ取るのにはまだ早かったかもしれません。
    よって、娘にとってはあまり受けはよくありませんでした。
    いつかまた読んでくれる日がくることを祈って・・・。

    投稿日:2016/09/12

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  • 季節の移り変わり

    • さみはさみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    5歳の息子に読みました。

    美しいけれども短い桜の季節の哀しさが、みみずくと花かげちゃんのやりとりを通して描かれます。桜の花が散って、葉桜になる、ほんの短い間の出来事です。日本の自然の美しさを感じさせてくれる童話です。

    漢字にはルビが振ってありますが、結構難しい漢字も使われているので、自分で読むなら小学校中学年くらいかと思います。そして、桜の季節に読みたいですね。

    投稿日:2013/11/20

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  • 桜の季節に読みました

    娘とふたり、桜の季節に読みました。
    あまりの美しさに心がふわあっとさらわれるようでした。
    花ざかりの桜林の様子も、みどりのスキップの様子も。
    あたりが緑に変わるようすって、確かにスキップするような
    感じだものなあ。うきうきするし(みみずくさんは決して
    うきうきしなかったわけですけれども)
    安房さんの物語も、出久根さんの挿絵も素敵で、物語の中に
    ひきずりこまれました。
    季節の移り変わりがある国に住んでいて本当によかったなあと
    思いました。
    この本を読みながら、匂いとか、色とか、空気や風を感じました。

    投稿日:2013/04/18

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  • 桜の花咲く頃を過ぎる頃、おすすめ

    図書館の新刊の棚で見つけ、桜の開花もあっという間に過ぎ、新緑の季節に合いそうだなと手に取りました。
    桜満開の木の枝をしっかりと足で掴み、ギロっとこちらを見つめる1羽のみみずくの絵と題名の緑色が爽やかな風を感じる表紙です。1羽のみみずくが黒い髪で薄い桜色の着物を幾枚も重ねて着ている綺麗な女の子に出会い、桜の精だと思ったみみずくはずっと彼女を守ろうと誰もこの桜満開の森へ侵入してこないよう番をします。そんなみみずくの気持ちを知ってか知らずか、時は流れます。少しづつ季節は変わっていくのです。ちょっど今頃読むのにぴったりのお話です。ちょっと乱暴な物言いのみみずくと季節の風や雨といった自然の営みがそおっと感じられ、童話の世界を満喫出来ました。活字も大きくひとりで読めるようになった息子ですが、読んであげると、「トット トット トット」と言いながら緑のスキップの真似をしながらスキップをしています。これといったインパクトがあるわけではなく、教訓的な感じもしませんが、後世に残したい1冊ですね。

    投稿日:2013/04/16

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