新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

新刊
しごとのどうぐ

しごとのどうぐ(偕成社)

この道具を使うのはどんな職業の人?なぞときにもなる、かっこいい絵本

  • 学べる
  • 全ページ
  • ためしよみ

シオドアとものいうきのこなかなかよいと思う みんなの声

シオドアとものいうきのこ 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年02月
ISBN:9784769020226
評価スコア 4.14
評価ランキング 25,576
みんなの声 総数 27
  • この絵本のレビューを書く

なかなかよいと思う みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

18件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 道徳心を育てる

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子7歳、女の子3歳

    「スイミー」をはじめとするレオ・レオニのオリジナリティー溢れる、子供心を擽る温かなタッチの切り絵と共に綴られる谷川俊太郎さんならではのテンポ良い文章にこどもならずとも惹き付けられること間違いなし。
    作中のものいうきのこが呟く「クイルプ」という耳慣れない愉快な言葉も、印象的で思わず自分も一緒に呟きたくなってしまいます。臆病者のねずみ、シオドアがこのものいうきのこを利用して仲間達にうそをつき、弱者から強者になろうと試みるものの、そのうそが原因で仲間の元にいられなくなるというストーリー展開から、「うそをついてはいけない」という道徳心を育てることがストレートにできる作品だと思います。明快なストーリーと親しみやすいイラストに幼児でも、感情移入し易く、作者の言わんとすることが、伝わり易い作品です。

    投稿日:2011/11/24

    参考になりました
    感謝
    1
  • 虚言がばれる時

    物を言うきのこというのか、音を出すきのこというものを知らないので、不思議な話ではあります。
    でも、その不思議なきのこを、いかにも自分を世界一だと褒め讃えているかのように語るのはいかがなものでしょうか。
    このようなのイカサマが、世の中にまかり通っていることを考えると象徴的ではあります。
    イカサマだったことがバレたときのシオドアの心持ちを考えると滑稽です。
    レオ=レオニの絵にもてあそばれるようなお話でした。

    投稿日:2022/10/31

    参考になりました
    感謝
    0
  • 嘘はいけないよ

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    とかげとかえるとかめが自分の出来ることを自慢してくる中、ねずみのシオドアは怖がりやで逃げることしかできません。
    そんなシオドアがちょっとしたことから、みんなに嘘をつくのですが。。。
    その嘘のばれた時、みんなはシオドアを責め立てます。
    嘘はいけないというお話ですが、子ども向けに嘘をついたらダメだよ!と優しい物ではなく、大人が読んでいて胸が痛くなるようです。
    ちょっとした嘘のつもりが、こんなことになるなんて。。
    登場してくる動物たちが、目でいろんな感情を表現していて、それがとてもよくわかるので、レオニの表現はすごいと思いました。

    投稿日:2020/06/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 異質な冠

    『THEODORE AND THE TALKING MUSHROOM』が原題。
    えらくなりすぎたねずみのはなし、と副題にあります。
    題名もさることながら、青く毒々しいきのこが印象的です。
    ねずみのシオドアは、とかげ、かえる、かめと自慢話をしていて
    ひょんなことで、不思議なキノコと出会い、悪知恵を思いつくのです。
    みんなから賛美されるシオドアは、なんとなく虚栄心というか、微妙な表情。
    冠が異質な画材で描かれ、不気味ですらあります。
    当然、ボロが出てくるわけで。
    みんなからの非難の言葉が、なかなかすごいレベル。
    さらには、寒々しい結末。
    小学生くらいから大人まで、考えさせられる作品だと思います。

    投稿日:2020/01/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 考えさせられる

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    怖がりやのネズミのシオドアが、あるうそをついて偉くなり、でも最後にはそのうそがばれて皆の前から姿を消します。ずる賢いいねずみのお話なのですが、人にもそういうところってあるんじゃないのかななんて考えると、ちょっと切ないしかわいそうに思えたりします。大人が読むと考えさせられると思います。子どもはどんな受け取り方をするのでしょう。娘の感想は「おもしろかった」というシンプルなものでしたが・・・。

    投稿日:2016/09/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • コラージュが美しい

    各ページのコラージュの色がとても美しいです。森の緑や木々の茶色、多くの色を合わせて不思議な空間を演出しています。
    子供たちは不思議なキノコがクィルプと話すのに興味津々でした。特に、クイルプの大合唱の場面はお気に入りです。

    投稿日:2013/04/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 深い本

    • みちゃママさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子2歳、女の子0歳

    シオドアの行動、仲間の言動、奥が深く、学びのある本だと思いました。
    人間の欲や見栄、人との関わりの中で生きてゆく姿など考えさせられました。
    大人は大人なりに、子供は子供なりに楽しめる本ではないでしょうか。
    子供が内容を理解できる年頃になったらまた一緒に読みたいと思います。

    投稿日:2013/02/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 『冠』だけはちゃっちく描いてありあmした。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    私はこの絵本、小さなお子さんにはちょっと難しいかな?って、思ったんです。それで、ナビの3歳から7歳くらいのお子さんに読んだ方の感想を読んでみました。
    ナビの常連さんのお子さんだと、お父さんやお母さんからいろんな絵本を読んでもらっているから、目も耳も肥えているのかな?
    この絵本から「嘘はよくないこと」っていう内容を理解しているようだ。と、書かれていました。

    私自身はレオ=レオニの絵はますます色使いの表現に磨きがかかって面白くなったな。と、思いましたが、
    ストーリーそのものは、「だから、何?何の話だったのかな?」って、しばらく考えて、何度か読み返してしまいました。

    ラストがちょっとヤな感じで終わっています。日本の作家さんにはまずありえない終わり方でした。
    また、登場する森の動物たちやキノコはとても丁寧に描いてあるのに、シオドアがかぶっている『冠』だけはやけにちゃっちく描いてあるんですよ〜。これはわざとかな。きっとわざとちゃっちく描いているんだろうな〜と、思いました。

    小さいお子さんたちに読んでいる人もいますが、個人的には小学校中学年以上のお子さんたちにお薦めしたいです。

    投稿日:2012/01/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • ちょっとしたウソが・・・・

    えらくなりすぎた ねずみのはなし(副題)

     レオ=レオニさんの絵本はいろいろ読みましたが、あおくんときいろちゃんも・スイミーも内容が深く よくよく考えると哲学的であって
    それでいて 子供たちにも分かりやすいお話です

    この絵本もシオドアという名前のねずみが 仲間のとかげや かめ かえると一緒に住んでいたのですが・・・・・
    みんなが自分の得意とすることを話していて シオドアは「にげられる」とみんなに言うと 「は! は! は!」と馬鹿にして笑ったのです。こわがりのシオドアは 悲しかったでしょう。

    ところが、シオドアは あおいきのこが「クィルプ」と言うのを聞いて 有る考えが浮かぶのです。
    ものいうきのこをみんなに見せ「クィルプ」はどういう意味と聞かれ?

    「すべての どうぶつのなかで ねずみが いちばん えらいっていういみさ」
    この一言でなんと、シオドアは王様あつかいされるのです・・・・
    しかし ウソだとばれて仲間は怒るのです
    シオドアはにげました(お得意の)  でも・・・仲間を失ってしまいます
    一つのウソが・・・・ シオドアはどうしているのかしら?
    ちょっとかわいそうなお話でした

    投稿日:2011/12/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 訴えるもの

    • ばちぇさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子5歳

    レオ・レオニさんの絵本には、必ず私たちに訴えるものがあります。

    『友情』だったり『協力』だったり・・・
    でもこの『シオドアとものいうきのこ』は、単に「嘘をついたらダメだね。」や「嘘をつくことでお友達をなくしてしまうよ。」というメッセージに終わらないと感じました。

    なぜ主人公の『シオドア』は嘘をつかなくてはいけなかったのか?
    行き過ぎた嘘によって、自分の居場所をなくしてしまった結果は残念ですが、そこまで自分を大きく見せようとした主人公の気持ちを考えると、心が痛くなりました。

    私たちが日ごろ何気なく言っている言葉によって『シオドア』のような結果になっていることがあるかもしれません。
    大人にとっての『警告』として読み進めた絵本でした。

    投稿日:2011/12/10

    参考になりました
    感謝
    0

18件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • まめぞうのぼうけん
    まめぞうのぼうけん
    出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
    ひとりぼっちの 小さな まめぞうは、大きな海へ とびだしました! 繊細な切り絵の世界は素敵です。


ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

全ページためしよみ
年齢別絵本セット