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やまとゆきはら 白瀬南極探検隊自信を持っておすすめしたい みんなの声

やまとゆきはら 白瀬南極探検隊 作・絵:関屋 敏隆
出版社:福音館書店
税込価格:\2,420
発行日:2002年10月15日
ISBN:9784834018875
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,303
みんなの声 総数 5
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  • 実話の重み

    高学年用の読み聞かせ本を探しているうちに出会いました。

    正確に測ったわけではないので、20分ぐらいでしょうか。

    長いので、担任の先生が読んで下さってもいいなあと思います。

    あとがきと解説にありましたが、探検隊の条件は、梅干しの種でも噛み砕くことができること、独身であることだったそうです。

    極限状態の中、命をかけていくだけの強い志の持ち主でなければ、到底達成できない過酷さだったと思います。

    また、白瀬が探検から帰った後も、借金を返し続けたことなども心に残ったことでした。

    実話の重みを感じるお話でした。

    小学生の頃だったか、アムンゼンとスコットのことが教科書にあった記憶があるので、

    そらちの実話と関連づけて読んでもまた深まりそうだと思います。

    投稿日:2011/02/25

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  • ノンフィクション絵本!!

    我が家の住む街の図書館で,「小学3,4年生におすすめの本」として,こちらの絵本が紹介されていました。
    明治終わりに本当にあったお話で,ノンフィクション絵本というのがまたとても引き込まれ感動すると思います。
    子供から大人まで楽しめる1冊に思いました。

    投稿日:2018/11/01

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  • 南極探検に情熱を傾けた日本人の実話。

    探検物やサバイバル物が好きな6歳の息子に読みました。
    年齢としてはぎりぎりでしょうか。
    文章量や内容としては、6歳以上がオススメです。

    明治時代、日本人で初めて南極探検をした白瀬矗と隊員たちのお話です。
    版画の挿絵がとても優しい雰囲気で、
    物語を読むように読み進められました。
    イギリスのスコット隊やノルウェーのアムンセン隊とほぼ同時期に、
    南極を目指した日本人がいたことを、
    この本で初めて知りました。

    白瀬の南極探検は苦難の連続でした。
    まず、陸軍出身の白瀬は、海軍の協力が得られず、
    船を手に入れることができません。
    小さな漁船に、
    大量の食糧とカラフト犬29頭を乗せてかろうじて出発。
    赤道では食料が腐り、次々と犬が死にます。
    出発が遅れたことで、南極に到着したときには冬となり、
    再出発を余儀なくされます。
    でも、白瀬隊長を始め、隊員たちはめげません。
    彼らには、南極探検隊としての誇りがありました。

    悪天候の中、数々の遭難の危機に遭遇し、
    南極点を目前にして諦めざるを得ませんでしたが、
    南極点に到着しながらも全滅してしまうスコット隊を思うと、
    引き返すのもまた勇気なのだと思います。
    南極点を目指す過程は、読んでいる方も力が入ってしまうほどの
    迫力です。

    基地にたどり着いたときには、すぐにでも出航しないといけない状況。
    最終的に犬が置き去りにされるシーンは辛いものがありました。
    また、白瀬が生涯に渡って、探検に費やした借金を返し続けるラストも感慨深いものがありました。
    大人が読んでも読み応えのある絵本です。
    数々の苦難を乗り越え、南極探検に情熱を傾けた日本人の実話。
    子どもたちにぜひとも知っておいてもらいたい。
    伝えていきたいお話です。

    投稿日:2016/06/09

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  • 探検家になりたい子どもに。

    本屋さんで子どもが「これがほしい!」といったので、購入しました。

    家に帰り、早速、地球儀を片手に読み始めました。
    政治的事情?によりなかなか手配できなかった船「開南丸」で、アイヌの人たち、犬たちとともに、南極へ出発!

    途中、食料がくさったり、犬が死んだり・・とつらいこともありましたが、みんなで協力しあって進んでいく姿がやさしい絵でかかれています。
    航海の途中で出会ったシャチ、ペンギンなどの話もなんとなくほのぼのとしてほっとします。

    船がなかなか手に入らず出発が遅れたせいで南極は冬になってしまい、引き返すことを決めます。
    そして、再び出発!

    当時の船で南極まで航海するだけでもたいへんなのに、南極大陸上陸後のつらさといったら!
    探検にきているというほこりがあったから乗り越えられたのでしょう。

    隊長のつらい決断がいくつかありました。
    最後につらかったのは、犬たちを置いて南極から帰るシーン。
    海が氷におおわれる前に出発をしなくてはならず、一刻を争うときだけに仕方なかったのでしょうが、読んでいて胸が苦しくなりました。
    この南極探検は犬たちがいなければ、とうていいくことはできなかっただけに・・・

    恥ずかしながら、南極かんそく船の名前を「しらせ」というのは知っていましたが、隊長の白瀬のぶにちなんでつけられたとこの本で初めて知りました。

    息子はまだ、しっかりとは内容を理解していないようですが、何度も読んでと持ってきます。
    繰り返し、読みたい本です。
    読んだあと、いろいろ考える時間がほしくなる本です。

    投稿日:2008/08/27

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