にじいろのさかな」 みんなの声

にじいろのさかな 作・絵:マーカス・フィスター
訳:谷川 俊太郎
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1995年11月
ISBN:9784062619516
評価スコア 4.05
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みんなの声 総数 215
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215件見つかりました

  • 奥が深い!!

    • さわこさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子5歳、女の子0歳

    もう何年も前からこの絵本の存在は知っていて、きれいだな〜と思っていました。
    でも、話の内容は全く知らず、今回初めて読みました。

    読む前は、きれいな色の魚の楽しい冒険の話かなとか思っていたのですが、とても奥の深い、考えさせられるいいお話でした。
    5歳の娘には丁度いい内容でした。
    今は、「自分が!自分が!」という時期で、なかなか周りの人のことまで考えられない娘。
    「自分ばかりのことを考えていては、お友達はいなくなるよ」と話していてもピンとこないようです。
    でも、この絵本を通して、相手を思いやる気持ちが少しは分かるのではないかと思いました。
    「どうしてにじいろの魚は、初めはお友達がいなかったの?」
    「どうしてにじいろの魚は、みんなとお友達になれたの?」
    などと質問したら、娘なりに答えてくれました。
    ちょっとは考えられたことに嬉しく思いました。

    …でも、お話と現実では、また違いますが…
    繰り返し読んであげると、だんだん心に残っていくのではないかな〜と期待しています。

    投稿日:2009/11/26

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  • たからものでしょう。

    • さーくさん
    • 30代
    • パパ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、男の子2歳

    表紙がきらきらしていて綺麗なんですよね。
    子供に持たせておくと破いたりしそうなんで
    思わずしまっておきたくなるくらい、綺麗です。

    私も娘にいろいろ絵本を買ってあげましたが
    これにはやられました。(親戚の子が娘に
    買ってくれました)

    話も、エゴが芽生えてきて聞かん坊になってきた
    ころ、読まして聞かすと何か気づいてくれるかも
    しれません。あれ、ちょっと私に似てるかもとか。

    投稿日:2009/02/07

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  • うろこはきれいだけど

    にじうおの「きれいな自慢のうろこを 誰もほめてくれなければ なんの価値もない」という言葉が、さびしい感じがしました。
    結局、まわりの魚たちは、うろこをもらったから仲良くなったのでしょうか。もしもらわなかったら、仲良くならなかったのでしょうか。

    「きれいなうろこ」は、人間社会でいったら何だろうと考えてしましました。もし自分がにじうおだったら、あるいはうろこをもっていない魚だったらどうするだろう、と思いました。一見ハッピーエンドですが、余韻が残りました。

    海の中の海藻やいそぎんちゃくが、ゆらゆらした水の感じがしてきれいでした。

    投稿日:2007/12/29

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  • 美術的価値のある絵本

    絵本とはその名の通り、絵とお話しの両方で楽しむものでしょうが、この本は絵だけに価値があると思います。
    書店でもその美しさは群を抜いていました。値段が高いのでかなり悩みましたが、あまりにも美しい絵をどうしても手元に置きたくて購入しました。絵の美しさとお話しは残念ながら比例していず、値段ほどの価値のないことに損をしたような気になりましたが、絵画本を手に入れたんだと考え方を切り替えました。

    投稿日:2004/04/03

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  • うーん、大人にはいいけど。

    • まめひめさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、女の子1歳

     その美しさに惹かれて買い求めましたが、息子はあまり喜びませんでした。うろこがきらきらして、きれいだと思いましたが、全体の色調が青すぎるのか、わかりませんが、自信を持って買った私の期待が裏切られてしまいました。でも、子供の選ぶ力を考えると、それほどおもしろくないのだな、とも思えて、納得しました。

    投稿日:2002/05/17

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  • 小さな魚が言いふらしたのは、うろこがもらえなかったからではなく、
    「あっちへ行け」と乱暴な態度が恐ろしかったから。

    ひとりぼっちになったのは、にじうおが傲慢だったからです。

    うろこをもらえたから、仲間はずれが解除されたのではなく、にじうおの姿勢が変わったからなのではないでしょうか。

    単純にものをあげたから仲良くなれた、というのではないと思います。

    自分の魅力を自分だけでひとりじめしていても、何にもならないけれど、
    みんなに分け与えたら「海中がきらきら」して、幸せな気持ちになった。
    そういうお話と思いました。

    投稿日:2025/07/17

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  • なつかしい

    昔、教科書に載っていたお話で懐かしくて手に取りました。
    「あれ?こんなお話だったっけ?」と内容をかなり忘れていました。

    うろこをあげなかったから、仲間はずれにされたと言うよりも横柄な態度がダメだったのかな?と思いました。
    当時の自分はどんな考えを持ったのか…今となってはわかりませんが鱗をくれない=イジワル!と思ってそうです。

    投稿日:2023/10/19

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  • これはとても奥深いお話です

    私は魚が大好きです。魚と言えば、太平洋の楽園・パラオを思い出さずにはいられません。世界有数のサンゴ礁が広がり、多くの個性豊かな魚が生息しています。それだけにこの本は興味深く、読ませて頂きました。これはとても奥深いお話です。まずこの本の絵はあまりにも美しくて、素晴らしいと思いました。そしてストーリーは人によって捉え方は様々だと思いますが、ひじょうに深い問題を投げかけていると感じました。素晴らしい本だと思います。 

    投稿日:2023/07/01

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  • @みんなと仲良く分け与える、優しくすることで仲良くなれて良かったね。

    Aなんで自分が生まれ持ったものを分け与えないといけないのか、そこまでしてしか仲良くなれない人々と仲良くなる価値があるのか

    Bにじいろのさかなを産み出したのは仲間たち、みんながちやほやするからこんな性格になってしまった、原因は回りにあるのに、仲間はずれにして欲しいものを分け与えてもらったら心変わり。

    本当に色んな考え方が出来る作品、小、中学生のクラスなどでみんなの意見等を聞いてみたい作品です、教材として素晴らしいと思う。

    投稿日:2023/05/22

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  • 本当の幸せとは?

    3歳息子と読みました。こわくないよにじいろのさかな、を読んだ後でこちらを読みましたが、個人的にはこわくないよ、の方が心に響きました。
    きらきら光る素敵なうろこをみんなにあげて、みんなが喜ぶ顔を見る方が、きらきらのうろこを持っていたときより幸せだ、ということですが、なにかを与えることで成り立つ関係で心は満たされるのかな?と思いました。
    3歳息子は、きらきらきれいだねーと喜んで読んでいました。

    投稿日:2022/02/20

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