まず驚いたのは、
キュリー夫人やレイチェル・カーソンなど、
わずか数人しか名前を知らなかったこと。
50人それぞれが、様々な分野で活躍していたのに。
科学の分野は、男性が主役のように見えるけど、
見えないところで、頑張っている女性たちがいたんだな。
しかも、女性だからという理由で、なかなか教育の機会に恵まれなかったり、責任ある仕事をもらえなかったり。
そんなハンデを乗り越えて、みんな頑張ってきたのです。
同じ女性として、勇気をもらえる本でした。
願わくば、もっと詳しく紹介してほしかったですけど、
一人一見開きでは、これが限界なのかしら。
挿絵がとってもアーティスティックで、
科学や伝記の分野の本にはなかなかない雰囲気です。