微妙なともだち関係が展開する、ともだちやシリーズ第8作目。
おやおや、今度はちょっと違う方面でのともだち関係ですね。
お月見の頃、オオカミはキツネから、かわいくて小さくて眠ってばかりのヤマネを紹介されます。
その日から、オオカミの様子がおかしくなり、周りの動物たちは心配しますが・・・。
そう、恋ですね。
少女漫画よろしく、お花を描きたくなるほどの恋煩い。
真意を知った周りは、からかいながらもいろいろと気遣ってあげるところがいいですね。
それにしても、「雨、やまねぇ」のせりふが効いています。
特に大展開がある訳ではないのに、しみじみといい雰囲気です。
お月見のシーンもそれはそれはいいです。
恋を夢見る年頃のお子さんならちょっとうっとり、だと思います。