「おちゃのじかんにきたとら」 みんなの声

表紙を見ても分かりますが、色がとてもきれいで見ていて楽しいです。
私が小さいころ読んでお気に入りの本でした。（内容がというより、その時も、色がきれいで楽しい気持ちになるなといった感じです。）

1歳の娘に読んであげていますが、とても大きいトラが出てくることがすごく楽しいようで、「がおー！おっきー！」と言って何度も読んでお願いしてきます。

他の方のレビューにもありましたが、物語の内容として何がいいたかったのかなーと思うところもありますが、今のところは「大きいトラさんが遊びに来て、おうちにあるゴハンをぜーんぶ食べて帰っちゃうお話」と言って娘に読んであげています。

図書館で娘が自分で借りたいと言って持ってきました。
絵がかわいらしかったからだと思うのですが、読んでみると少々拍子抜け。
きっと最後にオチがあるんだろうなと思ってドキドキしながらストーリーを追っていましたが・・・あれれ？
結局、何が言いたかったのだろう。
いまいちわかりませんでした。
でも娘は「また読んで」と言っていました。不思議です。

タイトルからして面白そうで読んでみました。
家に突然トラがやってくるという奇想天外な始まりにドキドキハラハラして、すっかり物語に夢中になりました。トラといえばおそろしい動物なのに、やってきたのは礼儀正しそうなトラ。でも家の中の食べ物を次々にたいらげるところにちょっとスリルを感じます。トラが帰ってからのお父さんの対応が素敵です！
不思議だけど楽しいお話で気にいりました。

４歳の息子と読みました。
行儀が良いんだか、悪いんだか、よくわからないとら。
家の中のものを食べ尽くしてしまいます。
でも、レストランに行くことができて、楽しかったね。
トラの表情が面白くて、お洒落で、イラストがとても良かったです。

おちゃをしようとしたちょうどのタイミングでやってきて、自分の好きな分だけ、ケーキにクッキーにおちゃに、家のものぜんぶ！しまいには水道の水まで全部たいらげて満足して帰っていくとら。
そのとらの食べっぷりを好意的に受け入れる女の子とおかあさん。
そして夕飯がないのなら外食しようと提案して、二人の思いをさらに勇気づけてくれるおとうさん。
こんな家族のもとにやってきたとらだからこそ、こんなに好き勝手してもにくめないし、こんなに食べちゃう飲んじゃう〜！？と爽快な気分になります。

娘（4歳）も何度読んでも飽きないようです。大人にとっても、絵も色使いもおしゃれなやわらかさがあって楽しめます。これも手元にもっておきたくなる絵本です。

７歳５歳の娘たちに読みました。

ある日ソフィーという女の子とお母さんがお茶をしようとしているところに、チャイムが鳴り、とらがやってくるというお話です。娘たちは「ありえないー」「いっぱい食べちゃうよー」とビックリしていましたが、このソフィーとお母さんは普通に接しているんです。お父さんも穏やかで、お父さんの夕食がなくなったと知っても、みんなで外でお食事。家族の穏やかさにビックリでした（笑）

私はこの絵本，イラストがとても気に入りました！
何とも品のいい風貌のとら，穏やかな表情のソフィーとお母さん，そしてレトロな色合いのテーブルコーディネートにソフィーのお洋服のお洒落なこと！
イラストを見ているだけでも見応えがあり楽しめました。
その上，お話の面白さ。
お茶の時間に突然とらがやってくるのですもの（笑）なのに平然とにこやかにお出迎え。
まさに絵本の醍醐味ですね！！
何度も開きたくなる絵本です。

お茶の時間に来たトラは、行儀良いけども、家じゅうのものをぜんぶ食べ尽くしてしまいます。
でも、誰も怒らない。和やかな時間です。

だけど、お客が帰ったらさぁ大変。
ですが、パパの提案で素敵なディナーになりました。
素敵なお話だなー、外国らしいなーと感じました。

私が子供の頃から大好きな絵本です。突然訪問してきて、家中の物を平らげていくトラ。なぜかとても礼儀正しくて、お母さんは困りながらも全て食べさせてあげます。側にいる少女も、嫌がるどころか、トラのしっぽを触ったりしてとても楽しそう。トラの帰宅後に帰ってきたパパは、家にご飯がないと知ると外食を提案して、家族全員でお出かけします。なんて素敵な家族！絵もとても可愛くて、私の中では外国絵本の代表作です。

絵本を読み終えて、いろんな感想を持つものですが
私は、このお話
まさかの夢オチ？と思ってしまいました。

だって、トラがお茶の時間にやってきて
そこにいる人間には手を付けず
お行儀よく、だけど、家中の食料を食べつくしてしまうなんて
ファンタジー以外の何者でもないでしょう。

でも、
そのファンタジーを普通のことのように受け止めて
材料なくなったから「夕食は外食しちゃえば（笑）」といっちゃうお父さん。
すごいりっぱです。

思えば、私は娘をここまで全部受け止めてるかなぁ。
いろいろ考えさせられた一冊です。