どうぞのいす」 みんなの声

どうぞのいす 作:香山 美子
絵:柿本 幸造
出版社:ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1981年11月
ISBN:9784893252500
評価スコア 4.75
評価ランキング 793
みんなの声 総数 412
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

412件見つかりました

  • 温かい気持ちになれました

    幼稚園に入って半年、友達は出来たけどまだまだ自己チューな息子。3歳ではまだ仕方ないし、あんまり草食系なのも生命力なさ過ぎるからいいんですが、それでもやっぱり人を思いやれる心は芽吹いて欲しくて。ママ友に薦められたのがこの絵本でした。
    絵も優しいけどお話もものすごく優しいですね。心がほぐれていく気がしました。子供にも分かりやすかったみたいで、「どうぞ、ありがとう」って連呼してました。
    誰かが優しくしてくれても、優しくしてもらった人が次に優しく出来るかどうか分からない現代。それではこの絵本のように話が進まず途切れてしまいます。どうか息子には最初にどうぞのいすを作れる人になって欲しい。そして物語を途切れさせることなく、優しくしてもらったらその温かい心を次に伝えてあげられる人になって欲しい。いつまでも読み聞かせたい絵本です。

    投稿日:2009/09/15

    参考になりました
    感謝
    1
  • 子供に伝えたい

    • はともさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳

    「どうぞ」「ありがとう」などのやりとりができるようになって、気になった本のタイトル。
    イラストもとても優しくてあったかくて、なおさらひかれました。

    お話を読んで納得。
    「どうぞ」と書かれた立て札から、「ありがとう」の気持ちでそれを受け取って、また次の誰かに「どうぞ」と何かを残していく…
    単純だけど、実際はとっても難しいこのやりとりの連鎖。
    読んで温かい気持ちになれました。

    娘は、そこまで読み取ることはまだ難しかったようですが、この絵本を選んで良かったと思いました。
    このやりとりを、ただ「当たり前のこと」と素直に受け取れる年齢だということが、良かったんじゃないかと思います。

    リスの数を数えたり、娘は違う楽しみ方もしていました。

    投稿日:2009/07/02

    参考になりました
    感謝
    1
  • 感謝のきもちの芽生えになります

    子どもの最近好きなことば「どうぞ」と、大好きな「いす」がうまくリンクして、何度も読みきかせました。
    うさぎが作った「どうぞのいす」にかわいい動物たちがかわるがわる現れます。自分たちが満腹になって嬉しくなるだけでなく、後にくるものたちへの思いやりもあり、優しい気持ちになれる本です。
    のちのお礼と感謝の気持ちの芽生えにいいのではないでしょうか。

    投稿日:2009/05/29

    参考になりました
    感謝
    1
  • おもいやり

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    うさぎさんが「どうぞ座ってください」のつもりで作った、どうぞのいす。
    物を置いて寝てしまったことから、物々交換が始まります。

    動物たちの「食べてしまったから代わりにおいておこう」という
    気持ちが素敵です。
    物がどんどん変わるストーリー展開が心地いいですね。
    子供はこの繰り返しが大好きです。

    ちょっとした心遣いが、意外な結果を生む。素敵なお話だと思います。

    投稿日:2008/12/26

    参考になりました
    感謝
    1
  • 優しい気持ちになれます

    うさぎさんが、皆の為に座って貰おうと作ったいす。
    このいすが違う使われ方になっていきます。
    次々に物が置かれ、読んでいて優しい気持ちになれました。
    人の事を思いやる気持ちを学んで欲しいですね。
    柿本 幸造さんの絵はとても可愛く、小学校の教科書の挿絵にも使用されています。
    「どうぞのいす」を、幼稚園の劇でやる所も多いようですね!
    年齢問わず、皆からとても愛されている作品だなと感じます。

    投稿日:2008/10/17

    参考になりました
    感謝
    1
  • 思いやりの心

    絵本好きの息子に1歳半頃買ってあげました。
    少々早すぎたかな?とも思ったのですが、すぐにお気に入りの1冊となり、1日10回近く読んでとせがまれたこともありました。

    自分のことばかり考えて、他の人への迷惑なんて考えないことが多いと思われるこの世の中。。。
    動物みんなが他の人(後の人)のことを考え行動するその姿。
    読んでいた私自身もとても温かい気持ちになりました。

    最後の「あれれれえ。どんぐりって〜」という部分で必ず息子は満面の笑みで私の顔を見上げてきます。そのたび愛おしくて泣けてくるママです。。。
    息子はお友達のおもちゃを取ることなく、「どうぞ」と貸してあげられる優しい子に育っています。
    どうかこのまま思いやりの心を持ち続けられますように。。。

    投稿日:2008/09/02

    参考になりました
    感謝
    1
  • うさぎさんは???

    • そうとこうさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    4歳の息子と一緒に読みました。
    一回目読み終わると「うさぎさんは戻ってこないねえ〜」と言われ私は「えっ?・・・」そんな質問が帰ってくるとは思わなかったので「そうだね。うさぎさんはいすを作ってみんなにどうぞって置いていったんだね」と言い返すのがやっとでした。

    二回目読み終わると「どうしておきのどく??」と聞かれ「全部食べちゃったから後から来た人は食べられないでしょ。それはかわいそうだからもっていたはちみつやパンをかわりにどうぞって置いたんだよ。」というと、「どうしておきのどくって言うの?」「・・・・そうだねえ〜」

    三回目読み終わると「まだうさぎさんもどってこないねえ〜」「そうだねえ・・・」
    と読むたびに質問がかえってきます。四回目はどんな質問をしてくるのか楽しみです。

    投稿日:2008/06/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • 優しい心遣いの大切さ

    • オユマーさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子3歳、男の子2歳

    どうぞのいすが現実にあったら、人間世界ではどんな展開になるだろう?この絵本の中の動物たちみたいに、みなが温かくて幸せな気分になれるかな、いや、なれますように、と思わず願ってしまいました。挿絵の雰囲気とも相まって、ホッとするような、何とも言えない優しい気分に心が満たされました。
    うさぎさんの作ったいすのその後がどうなるか、ずっと見て知っている小鳥さん。「小鳥さんは何してるの?」「小鳥さんはどこにいったの?」としきりと気にする娘。彼女の視点は面白いな、と親ながら思いました。何を感じて何を思っているのか、まだ言葉足らずなので深くは分かりませんが、何かを感じているのでしょう。

    投稿日:2008/04/29

    参考になりました
    感謝
    1
  • みんなあったかいね

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    ウサギさんの作った「どうぞのいす」に、ろばさんがどんぐりの入ったかごを置いて昼寝してしまいます
    その間に、訪れる動物たちによって置いてあるものが、次々と変わります
    それは次の誰かに対する思いやりからでした
    子供に取ったら、置いてあるものが、変わっていく様子が楽しいらしく、「次はだれが、何をもってくるんだろうね」などどつぶやいてます
    やっと目覚めたロバさんに、今までの出来事をつい教えたくなるような、ほのぼのとした絵本です
    ぜひ親子で語りながら読んでいただきたいです

    投稿日:2008/03/11

    参考になりました
    感謝
    1
  • みんなが幸せ

    絵本ナビの評判のよさとカワイイ絵とに惹かれて本屋で立ち読みしたとき…これは「買い」でしょう!と思いました。
    ついつい食べちゃう、でも後の人のために何かを置いていく…。そんな、動物さんたちのやさしさに触れて、ココロが暖かくなりました。
    夫も、「この絵本は、誰も損することなく、みんなが幸せになってる、ステキな本だね」と言ってました。
    もちろん、息子もこの本が大好き。リスさんたちがパンを食べるシーンになると、「パン!(食べる!の意)」といって、パンを取りに台所に行ってしまうこともしばしば…。

    投稿日:2007/10/29

    参考になりました
    感謝
    1

412件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

こんとあき / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / どんどこ ももんちゃん / いやだいやだ / じゃあじゃあびりびり / 14ひきのぴくにっく / くっついた / おこだでませんように

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 6わのからす
    6わのからすの試し読みができます!
    6わのからす
    出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
    「レオ・レオーニの絵本づくり展」@ヒカリエホール(東京・渋谷)開催中!原画を展示しています!
  • 白雪姫と七人の小人
    白雪姫と七人の小人
    出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
    「鏡よ鏡、この国で一番美しいのは誰だい?」ワンダ・ガアグ再話・絵によるグリム童話の傑作絵本


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

全ページためしよみ
年齢別絵本セット