私が読んでいるとき横から覗いて一緒にいていたうちの子どもたちが、
「トイレに行っているけど、どっからでてるの?」
「なにこれ、どんぐりたちは何食べてるの?もしかして、共食い?」
など、まぁ、確かに現実的に考えるとツッコみたくなる気持ちも分からなくありませんが、「どんぐり」たちの絵本の中の世界なので、年齢の高い子たちに読むと、内容の楽しさよりツッコむのを楽しんでしまいそうですので、気を付けてください。
今回のシリーズでは、どんぐりたちの保育園が舞台でした。
個性豊かなどんぐりの子どもたちがたくさん登場して可愛かったです。
園の先生たちが、夜遅くまで作っていたモのが、傘だったのは意外でびっくりしました。
園の先生って、器用でないとできそうもないなと、改めて思いました。
絵本の付録にどんぐり新聞がついていますが、この新聞を読むのは、絵本を読んだ後の方が面白いです。これを読むと作者がとても楽しみながらこのシリーズを作っているのがうかがえます。
4,5歳くらいのお子さんたちから、小学校低い学年くらいのお子さんたちにお薦めします。