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この絵本は 2019年5月27日に発行され 直木賞作家の 向日邦子原作・ 角田光代 文・西加奈子 絵 戦争で 疎開した 妹 まだ小さくて 字も書けない妹 お母さんは肌着をたくさん縫って もたせ お父さんは たくさんのハガキに 宛名(お父さんの名前書いて)を書いて持たせました 何にも分からないんで 遠足気分ででかけましたが・・・・ 元気なら ハガキに○を書いてきなさいと言う おとうさんの言葉通りはじめは 大きな○は 書かれていたのに・・・・・・ だんだんと 小さな○に・・・・・ そして とうとう ×が書かれて お母さんが 迎えに行きますと ひどい風邪をひいて ねていたんです 兄弟の私たちは 嬉しくて 笑わせたい一心で かぼちゃをいっぱい並べて・・・・ 小さな妹が和えってきたとき 怖いおとうさんが おおん おおんと声あげて泣いていたんです 思わずもらい泣きしました この本は みんなに読んであげたい絵本です 大人にも 子どもにも!
投稿日:2019/07/22
向田邦子さん、角田光代さん、西加奈子さん。 表紙に並ぶ作者さんの豪華な面々を見て、これは読まなければ!と思いました。 戦時中の疎開のおはなし。 まだ字のかけない一番下の小さな妹さんに持たせた大量のはがき。 元気だったらマルを書いて送るようにと伝えますが、だんだんとそのマルが小さくなっていって… 戦争の頃の暮らしや思いが、画面からひしひしと伝わりました。 大人が読んでも心に響く絵本だと思います。
投稿日:2020/04/08
原作「字のない葉書」を読んだ時、ページを追うごとに戦争のもたらす悲しみがひしひしと伝わってきて思わず涙がこぼれました。角田光代さんと西加奈子さんのお二人がこの名作を絵本で再現されたとのことでどのような雰囲気になっているのか興味深く読ませていただきました。 子どもが読んでも分かりやすい説明を補いながら、原作の大筋を損なうこともなく素晴らしい絵本でした。戦争は悲惨で残酷なものですが、こちらのお話は不安や悲しみの中にも家族全員無事だったことが本当に大きな救いとなっていて冷静に戦争について考えることができるように思います。 西加奈子さんの挿絵も文章との相乗効果で訴えかけてくるものがあり、この短いお話の中でも多くの情景が浮かんできます。涙が出てしまいそうで読み聞かせはできないので、子どもの手の届くところに置いて自然と読んでくれたらいいなと思います。
投稿日:2021/08/09
安心できる文章と絵の切り取り方がお互いを高めあっていて、とても素敵な絵本です!こんな絵本に出会ったのは数年ぶりでした。 向田邦子さんの原作も読んでみたくなります。 戦争関連の本はどうしても悲しい最後を想像してしまいがちですか、この絵本は「ほっ」とする終わり方なところもポイントです。 読み聞かせ→年長さん〜高齢者まで◎ 大人絵本◎ 2020*7月
投稿日:2020/07/16
小さな妹が、田舎へ疎開して、親から離れるのは、可愛そうです。 妹が病気になって、おとうさんから渡された葉書のマル印が、ど んどん小さくなっていくあたりから、もう涙でいっぱいになってしま います。病気になって疎開先から、帰ってきて「おおん おおん」 と、声をあげて泣いた素直なおとうさんの気持ちがつたわってきま した。涙なしでは、読めなかったです。
投稿日:2019/11/29
字のないはがきが、これほどはっきりと小さな妹の状況を伝えてくれたことに驚きながら、怒ってばかりの恐い父親の子どもに対する愛情の細やかさに、感動しました。 無事に帰ってきた妹の前での父親の大泣きには感極まってしまいました。 今は亡き向田邦子さんの、実の妹のエピソード。 角田光代さん、西加奈子さんが素晴らしい絵本に仕上げています。
投稿日:2019/07/24
第161回直木賞の候補作が先日発表されました。 候補になった6作品全部が女性作家によるもので、これは芥川賞も含めて史上初ということで大きな話題となりました。 熱き女の戦いを制するのは誰か、発表は7月17日。 といっても、女性作家の活躍は近年目を見張るものがあって、候補がすべて女性作家になってもあまり違和感がありません。 そんな中、手にしたこの絵本の、なんとも贅沢な顔合わせに、ちょっと震えました。 原作が『花の名前』などの短編連作で第83回直木賞を受賞した向田邦子さん、それをもとに文を書いたのが『対岸の彼女』で第132回直木賞を受賞した角田光代さん、そして絵を描いたのが『サラバ!』で第152回直木賞を受賞した西加奈子さん。 こんなごちそう、あまりない。 この絵本の原作は向田邦子さんの短いエッセイで、『眠る盃』に所収されています。 中学生の高校の教科書にも採用されていて、読んだ子どもたちもいるかと思います。 戦時中の家族の姿、特に向田さんが愛してやまなかった父親の姿が見事に描かれたエッセイです。 戦争で疎開をやむなくされた幼い妹、その妹に父は自宅の住所を書いたたくさんのはがきを持たせます。 そのはがきに元気な日はまるをつけておくりなさい、と父を言って幼い妹を疎開先に送り出します。 最初は大きなまるを書いて届いたはがきは、やがて小さなまるになり、ついにはばつになってしまいます。 疎開先でつらいめにあった妹が家に帰ってくることになった日の、父の姿を描いて(西さんの絵は父の足や下駄の様子でそんな父の愛情をうまく表現しています)感動の、絵本に仕上がっています。
投稿日:2019/07/07
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