「リズム」 大人が読んだ みんなの声

さゆきは中学1年生。勉強が大嫌い。５つ上のいとこの真ちゃんのことが大好き。
真ちゃんの家族を第二の家族だというくらいに。
真ちゃんは高校に行かずにあるバイトをしながらロックバンドを組んでいる。
そんな真ちゃんの家庭に危機が訪れようとしている。

さゆきも真ちゃんもいわゆる｢みそっかす｣
だからと言って卑屈に感じているわけでもなく楽しんでいます。
周りの音に惑わされない彼らの｢リズム｣は読んでいて心地よいものに感じます。
読後になんともいえないさわやかさがあります。

続編で『ゴールドフィッシュ』があります。

我が家の小学５年生が取り組んでいる某通信教育の「読書案内」に紹介されていた１冊でで、子供もほしいと言っていました。
初版は１９９１年。親の私が中学生の頃です。
私も当時に読みたかったなーと思いました。
続編に「ゴールドフィッシュ」、２編入ったものが青い鳥文庫からも出ているようですね。

カラフルに感動してリズムも読みました。
中学生の主人公が年上のいとこに憧れて
いとこの上京のことを心配する中で、普段の学校生活と家庭生活の
日常を描いています。
これといった事件もおこらなかったので、淡々と読み終わったように思います。これは大人が読むより、同じ世代の中学生が読む方がいいと思います。

さゆきの家といとこの真ちゃんの家はかつては第二の家族というほどの仲良し。ですが、時は流れ…。
さゆきが真ちゃんを想い、真ちゃんもさゆきを大事に思っているのでしょうが…ずっと何もかも変わらないというのはたしかに難しいのかも。これも青春。
続編とあわせて図書館で借りてきました。

「カラフル｣を読んで
森作品を読みたい！・・・と、探して
借りてきました

とっても読みやすいです
小学生高学年でもOKかと

中学１年生
思春期の入口

悩みのない頃に戻りたい気持ちと
戻れないもどかしさ

楽しかった
悩むことがなかった
わけではないけど
そう思えるのは
“自分”を認識し始めている時期だからこそ

友達、家族、先生、異性・・・

いろいろ「見えてくる」からこそ
自分をコントロール出来ないからこそ
悩む

「自分のリズムで・・・」

苦しんだ後には
きっと、素敵なことが待っているはず！

続編も借りてきてます♪
楽しみ〜♪