「ふしぎや」という屋号の楽器屋さんのお話です。
安房直子さんと葉祥明さんのコンビだけあって、
心に残る不思議さと優しさのあるファンタジーに仕上がっています。
ベレー帽を被ったクマの店長さんは、とても可愛いですよ。
大地のグリーン・空のブルーに、トランペットの色が映えます。
気持ちが滅入ってくる雨の日も、こんなお店があったら、いいですね。
お金ではなく、《梅の実で買える楽器》と言う発想も好きです。
安房さんのファンタジーは、
読んだ後にも、心に何かほんのりした気持ちや、不思議な感覚が残ります。
その余韻が、大好きです!
さて、不思議やのトランペットが起こした奇跡は?