私はまだ学生で子供もいないので良いアドバイスにはならないかもしれないのですが、小さかった時に読んでおきたかった絵本。という視点でこの本をお薦めしたいと思います。
1993年発刊のものなのですが、私がこの本を知ったのは実はつい数週間前のことでした。
遊びに行った友達の家の本棚を物色していたときのことでした。奇抜な絵に、最初は新進気鋭の作家さんのものなのかなぁと思ったほどです。しかし実際にはおじいさんとまではいきませんが51歳にもなる方で、しかもかなり有名なアーティスト!らしかったのです。驚きとともに自分の無知さに何だか恥ずかしい気持ちで、翌日早速本屋さんへ向かいました。
内容はもちろんお子様にピッタリのものだと思います。
特にジャリおじさんの言葉の語尾には注目です。
しかしそれ以上に絵が良い…。
パラパラと項をめくっているだけでも楽しめます
色彩が本当にに素敵で、一見ゴチャゴチャとした画面に見えるのですが妙なまとまりがある。とにかくすごいセンスだと思います。
自分が小さいころにもしこの絵本に出会えていたなら、きっと今頃、すごいセンスの持ち主になっていたんじゃないかなぁ なんて思わされる一冊です。