中川さん、柿本さん、それぞれの絵本は、我が家の本棚にもたくさんそろえてありますが、お二人のコンビによるものは、これが初めてでした。つい最近読んだ「ヒッコリーのきのみ」を思い出しながら、「これは、りすのバビーかなあ?」、「このうさちゃんは、どうぞのいす のうさぎさんかなあ?」なんて話しながら、読み進めました。
お話もかわいらしいですが、なんといっても、くまのこの表情が愛らしく、子どもも大人もにっこりしてしまいますね。娘は、くまきちがおかあさんといっしょに冬眠している裏表紙の絵を見て、「ラッパを吹けば、起きるかなあ? ねえ、遊ぼうよ、冬だけど・・・って言えば?」と、すっかりくまきちとお友達気分で、楽しそうに話していました。