かいじゅうのトゲトゲが、全作品でミルクちゃんを家族として連れ帰ろうとするところから始まります。
いろいろ旅路であって、ミルクちゃんはトゲトゲより1つ年上の11歳というのですが、なんだかすぐ泣くし、トゲトゲのほうがよっぽどお兄さん。でも、最後の家についたら5歳と言っていました。どちらが本当の年かわからないけど、きっと5歳のほうでしょうね。
そして、家についたら弟かいじゅうも生まれていたというオチです。
意外性もあるし、冒険も、優しさも、つまっている素敵な絵本だと思います。さすが、魔女の宅急便のかどのえいこさんの作品です。