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いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう」 ヒラP21さんの声

いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう 作・絵:バージニア・リー・バートン
訳:村岡 花子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1961年08月
ISBN:9784834000047
評価スコア 4.58
評価ランキング 5,400
みんなの声 総数 108
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  • 俺と息子のいたずらきかんしゃです

    絵本ナビで目にして、息子の部屋から持ち出しました。
    子どもが幼稚園の時に、保母経験の知人から勧められて購入した1冊。私にも息子にも思い出いっぱいの絵本だったようです。

    蒸気機関車のちゅうちゅう。機関車トーマスのように意志のある機関車です。
    ある日、ちゅうちゅうは自分の意志で走りたいと思いました。
    日頃ひいている客車を残して冒険の旅に出かけます。
    人に迷惑をかけても、やんちゃのし放題。
    二またにわかれる線路で選んだ道は列車の使わない廃線。
    あまり話してしまうと申し訳ないほど盛りだくさんの絵本なので、後は絵本を見てのお楽しみ。

    この絵本では、モノクロームの絵がとてもリズミカルな表現をしています。
    原書は見ていないのですが、文章のリズミカルさと文章の取り込み方が、機関車ちゅうちゅうを印象づけるような取り込み方で、絵本にメロディーラインを取り込んでいます。
    かたく考えると、ちゅうちゅうの行動は問題だらけなのですが、ちゅうちゅうの自立が印象的に描かれていること、取り巻く社会のことが描かれていること、絵本として見事です。

    よく考えると、息子が幼稚園の時にはこのようなレビューは書けなかったと思います。
    で、息子はというと…
    ストーリーは知っているからと、取り合ってくれません。
    息子の本棚に残されている『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』。
    息子にも思い出があって、大切にしたいことがあるのでしょう。
    今回息子に読むことは出来なかったけれど、息子にはこの絵本を通して大切な何かを持っていることがとてもうれしく感じられました。

    とても良い絵本です。
    多分お父さんと息子の接点になる絵本です。
    どの世代で読むか、読み返すと息子と親父の語らいが生まれるような絵本です。

    投稿日:2010/04/03

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