華やかで綺麗で、大事に棚に飾られて、自分たちは偉いんだと思っている食器たち。
対して、地味で目立たないけど、子供たちにいつも使ってもらえて幸せな食器たち。
ずっとこのままだと思っていたけど、だんだん子供たちが大きくなってくると環境が変わってきてしまい・・・。
読んでいて、自分が小さい頃からずっと使っているコップ、いつの間にか使わなくなってしまった物たちを思い出しました。
新しいものばかりにとびついて、すぐに古いものを忘れてしまう子供たちに読んでもらって、少しでも「大事に物を使う心」を見つけてもらえたらいいなと思います。