表紙を見てるだけで、早くハックションとすっきりしたい〜と思いながらページをめくりました。
くしゃみと同時に、頭の中のものが、すべて出てきてしまって、自分の名前もお母さんが誰かも忘れてしまう、というのはおもしろい。
さらに、学校で習った歴史や大統領、好きな恐竜や野球チームまでもぞろぞろと出てくるのですが、主人公はアメリカ人なので、アメリカンなものに、まだ無知なうちの子ども達にとっては、半分ちんぷんかんぷんだったようです。恐竜はまだわかるんですけどね。
読んでいる最中から、読み終わった後も、しばらく鼻のあたりが、ムズムズというか、モワーンと変な感じが続いて、最後の恐竜を吸い戻しそこねた場面は、ちょっと気持ちが悪くなってしまいました。
なので、私のように、絵本にはいりこんでしまうタイプの方は、気分が悪くならないように要注意です。