きっこちゃんシリーズのうち、冬にぴったりの一冊です。
おおばあちゃんに新しいマントを作ってもらって大喜びのきっこちゃんといたちのちいとにい。
さっそくマントをはおってそり遊びに出かけます。
こんな雪の日はゆきぼうずが出るよ、とおおばあちゃんに注意されたのに。
小さな雪だるまのおおさむとこさむと出会い、一緒に楽しく遊んでいた三人ですが、何だか様子が変ですよ。突然おおさむとこさむがぐぐーっと大きくなって・・・。
ちょっと迫力を出しすぎたのか、息を詰めて聞いていた娘の感想は「面白かったけど、怖かったからあんまり(好きじゃない)」というものでした。
あらら、失敗・・・と思いきや、次の日も「これ読んで」と持ってきたので、やはり面白さには勝てなかったようです。
最後はほっとできるし、ハラハラドキドキとても楽しめる絵本。
きっこちゃんシリーズ、おすすめですよ。