
今週の絵本売上ランキングBEST10【2016/4/17〜23】

今週はどんな絵本が話題になっているでしょう?
【2016/4/17〜23】の絵本売上ランキングBEST10を発表します!
「きんぎょがにげた」
作:五味 太郎
出版社:福音館書店
「きんぎょがにげた」「どこににげた」金魚鉢から逃げだした金魚は、カーテンのもようの中に隠れたり花の中に隠れたり。子どもたちの大好きな絵さがしの絵本。
絵本好きのきっかけ。
もうすぐ4歳の子がいますが、
本当に!!!絵本が大好きな子に育ちました!
必ず毎日寝る前、3冊〜5冊読み、本屋さんも大好きで、
毎月新しい本を買い、図書館も通ってます。
でもすべての始まりは、この本でした。
10ヵ月位だったでしょうか?
早いかな??と思いつつ見せてみると、
本当にすごい反応!!
「あーあー!」と、金魚を指さし探そうとしてるではないですかっ!!
すごく感動してしまいました。
驚きました!!
絵本ってすごいんだっ!って思いました。
きっとどの親でも、ウチの子 天才っ!?…なんて
感じれるとおもいます(笑)
今でもまだ大切に持ってますが、
今度は、ひらがなを一生懸命読んでますよ★
本当に大好きな絵本です♪
(みっすぅさん 20代・ママ 男の子3歳)
「いつも だれかが…」
作・絵:ユッタ・バウアー
訳:上田 真而子
出版社:徳間書店
いつもだれかが、そばにいた。あぶないときにはたすけてくれた…。幸運だった一生をふり返る祖父と耳を傾ける孫、二人を「見守る存在」を描き、子どもから大人まで、しみじみと心が癒される作品。ヨーロッパ中で大きな話題を呼び、ドイツで異例の書店店頭での平積みが続いている話題の絵本。
「くっついた」
作:三浦 太郎
出版社:こぐま社
どんなにいらいらしていても、どんなに怒っていても、自分のほっぺと息子のほっぺが「くっついた!」なんてしたらもう万事OK、笑うしかありません。これだけはママの特権(期間限定ですけどね)。
更にこの絵本、ほっぺだけじゃなくて、色々くっついちゃうんです。ページとページをはさんで「金魚さんと金魚さんが くっついた」「ぞうさんとぞうさんが くっついた」こんな単純な話なのです。なのに力が抜けてつい笑ってしまう。 子どもを喜ばせようとして読んでいるのに、読んであげている方が喜んでしまっている・・・という場面が簡単に想像できる楽しい絵本です。
作者の三浦太郎さんはボローニャ国際絵本原画展に4度も入選していて、海外でも絵本が出版されている新進気鋭の絵本作家さん。この「くっついた」は日本の子ども達に向けての初の作品です。ご自身に赤ちゃんが生まれて、子育ての中の触れ合いの中から生まれたそうです。
「なにかとなにかがくっつくことは幸せなことで、そこからすべてが始まるんだと実感しています。」なるほど・・・。
最後はパパも一緒にほっぺをくっつけて、3人で「くっついた!」。
● 4位
「いないいないばあ」
文:松谷 みよ子
絵:瀬川 康男
出版社:童心社
「赤ちゃんと、どんな風にコミュニケーションとったらいいでしょうか?」こんなお問い合わせをいただくことがよくあります。この絵本はそんな赤ちゃんとご家族にぴったりの絵本です。「いない いない ばあ」と語りかけて一緒に楽しむことで、大人もあかちゃんも笑顔になり、心の交流を通じて親子の信頼を深めるきっかけになります。そんな読者の皆さんの体験や信頼が口コミで広がり、支持され続けてきた絵本です。
● 5位
「もこ もこもこ」
作:谷川 俊太郎
絵:元永 定正
出版社:文研出版
空と、地面の絵。「しーん」
地面の一部が盛り上がります。「もこ」
盛り上がりはさらに大きくなり、となりにちいさな盛り上がりが。「もこもこ」「にょき」
ページをめくるごとに次々に起こる驚きの展開。
そして最後には「しーん」。
「もこ」!
まったく不思議な絵本です。
出てくる言葉は「もこ」だの「にょき」だの「ぽろり」だのといった擬音ばかり。でもそれ以上の言葉は必要ないんです。
子どもは最初の2ページでこの絵本の世界に引き込まれます。
「しーん」から、「もこ」となった瞬間、世界は動き始めます。あとは親子で一緒に思い切り楽しみましょう。
言葉で説明するのは野暮というもの。まずは手にとってご覧ください。
● 6位
「だるまさんが」
作:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社
のつけどころが、人とちょっと違う気がするかがくいひろしさん。
この作品の主役は「だるまさん」。何だかめでたい感じもしますが、どんな内容なのでしょう?
まず、表紙から何か違和感が・・・。
そう、だるまさんに手足がある!立っていますよ。
という訳で、「だるまさんが」とくれば期待されるあの言葉は・・・
簡単には続かない事は想像つきますね。
ぷくーっと膨らんだだるまさん、可笑しな動きと、表情がとっても可愛らしいですよ。
ストーリーが特にあるわけではなく、見ているだけで笑ったり、びっくりしたりする赤ちゃんや小さな子にぴったりの絵本です。
声に出して楽しんで読んでみてくださいね。
● 7位
「パパ、お月さまとって!」
作:エリック・カール
訳:もり ひさし
出版社:偕成社
ある晩、モニカは、お月さまがとても近くに見えて、お月様と遊びたくなりました。お月さまの方へ手をいっぱいに伸ばしてみますが、お月さまには届きません。モニカは言います。「パパ、お月さまとって!」
そこでパパは、ながーいながいはしごを持ってきて、たかーいたかい山のてっぺんにはしごを立ててお月さまへとのぼっていきます。
パパはお月さまを持って帰ろうとしますが、少し大きすぎます。お月さまはだんだん小さくなるので、ちょうどよい大きさになったら持って帰ることにします。そしてお月さまはだんだん小さく、小さくなり、モニカはお月さまと遊ぶことができました。モニカと遊びながらも、お月さまはさらに小さくなって...
絵本の大きさの制限を破ったしかけ絵本です。パパがもってきたながーいながいはしごは横に4ページ分、たかーい山に登るところは縦に2ページ分、そして大きなお月さまは縦横4ページ分のジャンボサイズで登場します。このスケール感は子どもにとってもたまらないところでしょう。そしてその大きなお月さまがだんだん小さくなっていくところで月の満ち欠けを学ぶことができます。読み聞かせるときは、「ながーいながーい」「たかーいたかーい」「だんだんちいさく、ちいさく」と大きさを強調するとよいのではないでしょうか。
「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールのコラージュです。カールはこの絵本を娘のサースティンに描きました。表紙カバーにはサースティンのコメントが載っています。
● 8位
「ピヨピヨ おばあちゃんのうち」
作・絵:工藤 ノリコ
出版社:佼成出版社
きょうは、お父さんとお母さんがお出かけなので、おばあちゃんのうちでお留守番です。ピヨピヨたちは、おばあちゃんのお手伝いをしながら、ドキドキ、ワクワクのおやつ作り。どんなおやつができるのかな…? 大好きなおばあちゃんと過ごす幸せな一日を通して、「家族っていいなあ」と改めて感じさせてくれる、とっておきの一冊です。
● 9位
● 10位