
しとーるさんは、きっちりしとーる。いつもきっちりきっちり。 起きる時間も、歯磨きの時間まできっちり。アイロンだってぴっちりかけます。
しとーるさんは図書館で働く司書さん。 とっても頼りになるしとーるさんですが、ちょっときっちりしすぎです。
そんなしとーるさんの目の前に現れたノミだらけの子猫。 全然きっちりしてない小さなお客様に奮闘するしとーるさん。
子猫に振り回されながらも、子猫と気持ちが通じていく様子は、お話を読んでる子どもたちにも伝わるでしょう。 しとーるさんはきっちりしてるけど、いじわるじゃないんだよね。 なんでもきっちりしとーるさんを優しいまなざしで見守る館長さんにも注目です。
物語の最後に、この館長が子猫にとっても素敵な名前をつけます。 読み終わった後に、心がぽっと温かくなるおはなしです。 絵本から読み物へ、低学年の子どもたちに読んでほしいですね。
(山田裕子 小学校司書)

しとーるさんはいつだってきっちりしとーる。 朝は6時に起きて、朝ごはんからそうじにハミガキ、なんでもテキパキ時間通りに。職場の図書館でもパーフェクトな仕事ぶりはお墨付き。 でもあまりにきっちりしすぎて、ときどき周囲の人に怖がられてしまうことも。 そんなある雪の晩、しとーるさんは家の前でノミだらけの汚れた子ねこに出会い…。

きっちりとした性格は悪くはないと思います。
でも、図書館の静寂を守るために、利用者さんに小さなため息で無言の圧力をかけてしまうのは、厳しすぎるようです。
子猫が来てからの騒動は、初めて赤ちゃんが生まれた家の様子にも似ているような…。
お話の中に出てくる「わがままな大男」は読んだことがないので、読んでみようかな、と思いました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
|