
春の庭を舞台に、生きものや草花が共に生きる姿を描いた作品です。満開の花のなかで目覚めるアマガエル。その花の花粉を集めにくるマルハナバチ。ハルジオンにとまるハエトリグモ。それを背後から狙うカナヘビ。そしてオオカマキリの誕生……。庭で起こったいくつもの出来事は、生命の輝きを伝えてくれます。自然や昆虫をテーマにした著作で知られる澤口たまみさんが紡ぎだす世界を、アニメーション監督の米林宏昌さんがみずみずしく鮮やかに描きあげました。

美しい春の光景画に惹かれてセレクト。
アニメーション制作者による絵なので、
光や動きが躍動的な印象です。
春の庭の朝の光景。
朝日、花々、水辺、生き物たち、風。
独得のアングルが臨場感いっぱいです。
子どもと子犬も登場し、身近さがアップ。
カマキリの赤ちゃんの誕生は神々しいです。
後ろの見返しには、実寸大の生き物たちが描かれ、
科学絵本としても使えそうなクオリティです。
(レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子1歳、女の子1歳)
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